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11/02/23 更新
 

論文詳細

ものづくり現場に学ぶオペレーション品質向上

富士通エフ・アイ・ピー 株式会社
論文要旨
帳票運用においては、仕分けミスなどのヒューマンエラー撲滅が課題となっている。 紙=モノとして捉え、多品種大量生産を工場のように、安く良いモノを出荷し続けるという観点で、品質向上施策を考えた先に、ものづくり現場、つまり工場をイメージとした考え方や手法に多くの気づきや学びがあることに至る。 主な実践方法は、作業標準によってオペレーション動作を見直し、最終検品に頼らない自工程で品質を作りこむ考え方を取り入れた。さらに、第一線監督者や品証部門設置など組織的改革も合わせて行った。 結果、障害が減少し、現在も取り組みを続けている。ITサービス品質が企業業績を左右する時代になっても、向上策や手法は各現場に任されている状況で、機械や人を上手くコントロールしてきた、ものづくり現場の考え方や手法に習い、運用品質を向上させる取り組みはユニークな視点であり、その実践手法は他の現場にも適用可能であり効果を期待できる。

キーワード:
品質向上,オペレーション,ヒューマンエラー,帳票運用,プリントサービス

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