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11/02/24 更新
論文詳細
基幹業務向けWEB基盤の構築
～ 「オープンFEP」によるAPサーバ統合 ～
パナソニック電工インフォメーションシステムズ 株式会社
論文要旨
2006年７月「全てのビジネスシーンをWEB＆DIGITALにフォーカスさせ戦力アップ」という方針が、パナソニック電工株式会社より示された。 これを具現化するために、既存および新規のWEBシステムに加え、1971年からメインフレームで稼働している大規模な基幹システムまでを統合できる「高性能なWEB基盤」が必要となった。
試行錯誤の末、自社開発し「オープンFEP」と名付けたサーバ配下に全てのWEB、APサーバを配置するシステム構成に至った。 この「オープンFEP」はリバースプロキシ機能に加え、きめ細かく高性能なロードバランス、SSO、セション管理、トランザクション処理、稼働ログ収集という機能をもつ。 結果、100万アクセス／時に耐える性能を実現し、メインフレーム並の性能と可用性をもったWEB基盤を確立できた。本論では「オープンFEP」に至った経緯、機能、効果、そして今後の展開を論じる。
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