企画プロセスとはシステム開発においてユーザー企業が行う”超”上流工程であるが、十分な実施がなされていないことが多い。 その原因を大きく2つに集約すると
(1)企画プロセスの進め方が経験に依存してバラツキがある
(2)ステークホルダ間で合意形成が困難
ということが挙げられる。これに対する解決策として
・企画プロセスにおける作業内容の明確化・標準化
-「プロセスシート・プロセスフロー」
-「企画プロセス完了基準」
・合意形成・“組織の壁”の打開策
-「リザルトチェイン」の活用
-「ヒューマンリレーションシップピクチャ」
を本論文で紹介する。
本論分内容は「2008年LS研究委員会」の1分科会で研究した内容を基にしているが、その後の社内・社外の展開と筆者の考察も合わせて述べたい。
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