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10/03/10 更新
 

論文詳細

なぜ、私たちのアウトソーシングは失敗しなかったのか?
「障害対応一次窓口業務のアウトソーシング、現場提案型プロジェクトの成功ノウハウの公開」
株式会社シンフォーム
論文要旨

現在の企業活動のほとんどはIT化され、それに伴い、IT提供サービス品質の安定化が求められている。ただ、IT化が多岐にわたり、システムが複雑化すればするほど、それを支える「運用プロセスの設計・整備状況」のレベルでサービス品質の良し悪しが決まり、運用コストもそれに伴い増減する状況になっている。また、こうした「IT運用業務」に付加価値をどう持たせるのかという検討、つまり、自社運用するのか、他社にアウトソーシングするのか、ということにも議論が展開すると、限られた企業リソースの有効活用や組織競争力といった企業戦略にも影響を与えるトピックとなる。
当社のインフラ部門でも2006年初旬まで、この「IT運用業務」に特に大きな課題を抱えていた。しかし、その課題解決のために立ち上げた「アウトソーシング化」プロジェクトで、「可視化」「標準化」「プロセス整備」を一気に実装化して成功させることで、定量的・定性的のどちらでも大きな効果を得ることが出来た。
本書ではこのプロジェクト発足のきっかけと推進経緯を論文という形でまとめ、特に「失敗しないアウトソーシングの7か条」として内容を公開することにした。何故、このプロジェクトが失敗しなかったのか、当社の取り組みの過程のどこに成功の要素があったのか、についてを7か条にまとめて、当時のプロジェクトの様子とともにポイントを紹介させて頂く。そこには必ずアウトソーシングについてのヒントがあるはずであるので、ぜひ、自社での参考にして頂ければ幸いである。

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