富士通ユーザー研究団体 FUJITSUファミリ会 語りあう夢、きそいあう知恵
09/02/24 更新
 

論文詳細

環境配慮型ITS(高度道路交通システム)の活用事例

北陸電力 株式会社
論文要旨

 本稿は、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)を活用する事例として電気自動車の普及促進について説明するものである。
  我が国におけるITSは、最先端の情報通信技術を活用して道路交通における道路・車両・人との一体システムの構築により、環境保全、快適性、安全性、輸送効率の向上を図るものである。ITSに係るテクノロジー(例えば通信技術)の開発とともに一般社会への普及(例えばETC)は確実に拡大しており、新しい産業創出や高度情報処理社会の構築に欠かせない存在になってきている。
  また、近年では道路交通部門のみならず地球規模での環境破壊、特に排気ガスによる地球温暖化・健康被害といった問題がクローズアップされている。その中でも特に地球温暖化の大きな要因であるCO2(二酸化炭素)排出削減が全産業において官民あげて早急に取り組むべき課題として取り上げられている。
  そこで、道路交通部門での地球環境負荷軽減の方策としては、CO2・NOX(窒素酸化物)削減に向けて早急に取り組む必要があると考えられる。本稿では、CO2 ・NOX削減を目標とすることに絞って、環境配慮型のITSの活用事例について検討した結果を紹介する。

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