|
当社における製造販売品の70%は納入先の仕様指定による別注・特注品である。このBuild To Order製品の受注前の価格見積り、納期の問合せや受注後の生産、加工・組立指示は完成品図や画像による指示または商品詳細コメント文として伝達されている。これらの図・写真・コメント文をすべて紙による伝達方法から電子化を行い、さらに受注の伝票情報（得意先・商品・金額など）と結合した（同一処理系での処理の実現）。これにより社内ネットワークを利用した受注から生産、出荷までの双方向情報伝達が統一され、受注前の価格見積もり、納期問合せおよびそれらの回答処理もこの利用によって確実に伝達されるようになった。また製造工程での加工・組立前の仕様変更指示の即時伝達機能により変更に伴う製造現場での混乱がなくなった。また、販売担当者ごとの生産・組立状況が確認でき製造部門と販売部門のブリッジになることを目指したシステムが完成した。
|
