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当社のSIビジネス活動において、アプリケーション開発時のトラブルによって会社経営を悪化させるリスクがあった。その解決策として、アプリケーション開発の生産性・品質向上の取り組みを行いトラブルプロジェクトの撲滅を目指したものである。
今回の取り組みは、2003年から2007年に掛けて実践した内容で、自社製品であったQuiQpro（設計／開発ツール）を中核として標準化作業を行い、全社へ適用推進するというものである。標準化にあたっては、QuiQproによる自動生成機能によるアプリケーション構造の標準化と開発作業に必要なドキュメントや部品を標準開発キットとして整備することで実施した。
また、全社へ適用し効果をあげるには適用推進が重要であり、専門の支援部隊を設置し全社的に適用活動を展開することで適用率を上げトラブルプロジェクトの発生件数を減少させるというものである。生産性・品質向上の取り組みのそもそもの目的は、SIビジネスの拡大にあることを念頭におき、活動の実践を述べたものである。
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