当社は京浜地区最古の情報処理センターとして地域産業貢献に努めているが、結婚や妊娠で退職する者が後を絶たず、30代以上の女性技術者不在・女性リーダー不在が常態化していた。しかし人口の半分を占める女性を活用しなければ持続可能な労働力は確保できない。女性もブレインとしてやりがいを持って活躍し続けることが、今後の企業成長のポイントとなる。そのためには現状の障壁を一掃し活躍し続けられる土壌を構築することが必要と考えた。そこで女性活性化プロジェクトを立ち上げ、女性社員の声を吸い上げ、問題点を把握・分析していった。そこからワークスタイル変革への声の大きさに気づき、政府が「テレワーカー就労人口20%」を打ち出したことにも目をつけ、中小企業テレワークモデルを目指し取り組んでいった。試行錯誤の中、試行・導入と進め、様々な効果が表れた。何より男女関係無く社員のワークライフバランス向上へのよい効果となった。
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