富士通ユーザー研究団体 FUJITSUファミリ会 語りあう夢、きそいあう知恵
08/02/20 更新
 

論文詳細

業務システムのソフトウェア品質向上のために(プログラム開発工程の品質管理)

新日石インフォテクノ株式会社
論文要旨

 ITは企業の経営戦略と密接に関係しており,企業経営にとって無くてはならないものとなっている.新日本石油(株)においてもパッケージの採用や自社開発によりさまざまな業務システムを導入しており,それらのほとんどは弊社において開発・保守,運用しているため,その品質維持管理については我々の重大な責務となっている.現在,私の部署で開発・保守を担当している新日本石油(株)の人事システムは2002年から2003年にかけて,上流工程から下流工程までの全工程を自社開発で行い,現在も保守工程を繰り返しながら安定稼動を継続している.
  業務システムとして稼動するソフトウェアのいわゆる品質を確保するには,要求仕様の的確な把握や設計フェーズでの品質管理や,開発工程においてはテスト工程がシステム品質のチェックポイントとして重視されるため,その技法などについては多くの書籍も出版されており,情報も豊富でノウハウも蓄積されている.
 今回は,プログラムの開発プロセスや開発基準やルールの策定など,システムの品質を維持するために,テスト工程以外の開発工程で実施しなければならない内容について述べてみる.

全文PDFダウンロード(PDF文章/299KB)
(注)全文(PDF文章)を閲覧するためには、「FAMILY ROOM」のIDとパスワードが必要です。
All Rights Reserved, Copyright (C) FUJITSU
FUJITSUファミリ会トップへ