ITSSにヒントを得た独自の社員階層化と報酬制度を支えるWEB評価/査定システムの取り組みを紹介し、今後の方向性を展望する.
日揮情報システムでは、経済産業省がITSSの考え方を公表しパブリックコメントを募集した直後の平成15年4月から、独自のスキルスタンダードを社内に導入した.
これによりITエンジニアだけでなくすべての社員を10種類のいずれかの職種にプロットし、「ピラミッド型」の人事階層から「ハコ型・マトリックス型」に完全移行し変革を遂げた.
この大きな変革を影で支えたweb人事評価システム「HR Win」の導入効果と今後の日本企業型成果主義におけるツール類の有効性を考察、その将来像を展望する.
|