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論文詳細

大阪ガスにおけるIP電話への取り組み
-6,000台の無線IP電話を含む10,000台のIP電話システム構築を通して
大阪ガス株式会社
論文要旨

 大阪ガスでは,ユビキタスなオフィス環境の整備を推進することで,業務の効率化,コスト削減に取り組んでいる.
今回,内線電話システムにIP電話を導入することによって,コミュニケーションの効率化と高度化,および年間で約4億8千万円コストダウンを実現した.

■携帯電話機に内線電話の機能を持たせることで,社内では内線電話として,外出時には携帯電話として使用できる.内線電話にかけた相手が外出中の場合は自動的に携帯電話に転送でき,場所にとらわれないコミュニケーションを実現した.

■独自開発のプレゼンスシステムによって発信者は相手の状態を確認した上で最適な手段で発信する.これにより電話の取次ぎやかけ直しといった無駄な時間を削減した.

■IP電話の弱点である耐震性,耐停電性をカバーするため,従来型の電話システムも一部に残し,双方の電話システムを相互接続することによってガス事業者として求められる保安レベルも確保した.

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