コンピュータソフトウェア産業が発展するなかで,プログラムのソースコードが開示され,ライセンスによっては自由に改変可能なオープンソースソフトウェアが注目を集めている.商用ソフトウェアと遜色ない機能を持ち,さらにLinuxの登場によりネットワークサービスを提供するソフトウェアがより身近となった.
認証サービスの統合を,オープンソースソフトウェアであるOpenLDAPディレクトリサービスを使用して行いユーザーアカウントの保守性を向上させた.また,ユーザーに提供するサービスをオープンソースのソフトウェアで実現し,Windowsサーバを廃止することによりソフトウェアライセンス購入費用の削減を可能とした.
今後の課題として,システムを管理する為に高度な管理スキルを必要とする点やアプライアンスとの連携に弱い点が挙げられる.
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