FUJITSUファミリ会-語りあう夢、きそいあう知恵-

論文詳細

業務改善とシステム費用の見える管理
日本軽金属株式会社
論文要旨

   日本軽金属(株)では1990年代から間接部門のコストをいかに削減するかに取り組んできたが,ネットワークの完備やPCの導入とともにITを有効に利用した業務改善を実施している.
IT部門としての視点から,とりわけ見えにくいとされていた「システムコスト」をいかに見えるよう(=可視化)にするか,また,それらに関係した業務に潜む無駄をいかに改善するかを個々のビジネスユニット(以下BUと略す)単体の問題ではなく,全社およびグループの問題として位置づけ,各種の標準化や業務の統廃合も含めた提案を行いながら解決していった.
これら一連の活動を通じ,会社別,事業部別,部署別,個人別にそれぞれのPCレンタル料をはじめ,コピー代,電話代,携帯電話料など,約15種類,20項目以上,のコストを月次で集計し,自動的に支払い業務へつなぐ仕組みが完成した.現在でも,その仕組みには,部署の境目を超えて集計業務が追加されている.個々のコストは全てWebで過去の履歴を含みチェックすることができる.

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