ここ10年で広範囲となってきた社内のシステム開発技術の整理とランニングコスト低減を目的に,汎用機で稼働している基幹システムのダウンサイジングをWindowsサーバ,COBOL,バッチファイル,IIS(ASP),
SQLサーバを採用したシンプルな方法で自社で実施した.
実際のシステムではインターネットを使ったEDIなど,追加した機能や改善点も多いが,新しい機能,仕組みを構築することよりも,現在の汎用機のシステムと同等以上の事を別のハードウェアで実現すること自体が主目的であるので,本論文では,どの様な機能のシステムを構築したかではなく,手法,選択した技術要素とその問題点などについて述べている.
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