FUJITSUファミリ会-語りあう夢、きそいあう知恵-

論文詳細

メインフレームのパフォーマンス改革 2004
-お客様が感動したチューニング効果とコスト削減のプロローグ-
株式会社 アイビスインターナショナル
論文要旨

   オープン全盛期の現在でも富士通メインフレーム上で4,000システムが動作している.CPU本体のハードウェア費用が下がってきた今,「メインフレームのパフォーマンス改革」を提案する.システムの稼動状況を分析し,適切な管理と改善をすることにより,オープン化よりも簡単にコストを削減し,性能・信頼性の高いシステムの構築が可能となる.本編では事例を中心に,(1)稼動状況分析フェーズにおける重大問題をお客様と富士通に提起.また,(2)お客様が感動したチューニング-リコンパイルのみで夜間バッチの終了が40分短縮,システム起動プロシジャの変更で10秒以上のオンラインレスポンスが1秒未満に改善,プログラム環境定義の修正で一日7,200秒のCPU削減-といった事例を紹介する.これらの改善作業を行い,次期システム導入に向けて,お客様が主導権を握り,作業・コストの見える化によりコスト削減と品質向上を課題として現在取り組んでいる.

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