FUJITSUファミリ会-語りあう夢、きそいあう知恵-

論文詳細

『変化するユーザーニーズに応えるネットワーク構築』について
株式会社 近畿日本ツーリスト情報システム
論文要旨

   近畿日本ツーリストのネットワークシステム(以下「N/W」と記す)は,過去の専用線による自営網の時代を経て,FENICSフレームリレーをベースに基幹系(予約・発券等)及び情報系(イントラ業務)の全社N/Wを構築してきた.しかし昨今のWeb系トラフィックの増加により基幹系業務のレスポンスの低下,また内線電話網を別系のN/Wで構築していたことによるN/Wコストの増加,という課題に直面していた.
そこで2003年よりFENICSビジネスIPを基盤として,基幹系は専用線,情報系はフレッツADSLまたはBフレッツを足廻り回線として利用し,且つVoIP/GW装置を情報系回線に接続することにより内線を統合する手法を選択した.
この一連の広帯域N/Wの再構築により,CRM推進等の営業効率向上に寄与すると共に内線利用拠点の拡大(200→450箇所)が図れ,更にN/Wコストの「年間約30%」の削減が可能となった.

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