(株)山下設計では,技術計算に使用していたメインフレームを1998年からUNIXサーバにダウンサイジングした.これに伴い,技術計算プログラムをUNIXの環境下で稼働できるように改良した.今回,システムのさらなるスリム化を目標とし,ワーキンググループを結成して比較検討を行った結果,IAサーバを利用したWindows及びLinux混在環境への移行を行うこととした. 本論文では,OSの選定理由・システム構築上の工夫点・導入効果について実例をもとに述べる.