当社では96年よりグループウェアが導入され運用を開始した.
当初は,メール,掲示板等の導入から始まり徐々に活用範囲が広まってきた.
しかし,管理部門からは社内管理通達,就業規則などの伝達,共有化のデータベース化が図られてきているが,内容的には一方向的に行われる傾向があり,浸透性・有効性・検索の容易性という面では利用者側(現場)からすると必ずしも活用し易いとは言い難い面があった.
そこで,グループウェアの持つ本来の機能を生かし,本当のツールとして,活用する側の立場を意識しFAQ的マニュアル等のデータベース構築を図ることにより,社内管理ルールの徹底,浸透,活用性を高め,社内間の無駄な問合せ,書き方が判らないための起票ミスによる書き直し等の非生産性的な仕事の低減化を実現できた.
今回の取り組みは,一部門の一個人として活動したものであり今後全社としての展開,浸透を図り会社全体として社内管理ルールの徹底ならびに事務の生産性向上を図っていきたい.
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