SCM(サプライチェーンマネジメント)とは,供給者から消費者までを結ぶ,調達・製造・配送・販売の一連の業務(サプライチェーン)を統合し,業務効率を改善する経営戦略である.
本論文は,サプライチェーンに関する情報を統合するために電子化を行い,それらの情報を登録/照会するWEBシステムを導入したシステムの開発事例である.
情報の電子化に際しては,フォーマット化された数値・文字情報だけではなく,画像情報・Excelファイルなどの付加情報も関連づけ,情報の多様性を持たせた.
また,WEBシステムの構築に関しては,J2EEアプリケーションサーバを導入し,アプリケーション開発では各機能をオブジェクト単位に分割しスムーズな開発を行った.
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