一般に,WebアプリケーションはWindowsアプリケーションに比べ,操作性や見栄えの点で劣っている.また,ユーザの操作を制御することが難しく,予期せぬ操作によって想定外の結果を招くこともある.その一方で,インターネットの普及に伴い,不特定多数のユーザに低コストで公開できるというWebアプリケーションの利点は,ますます大きくなっている.
こうした状況の中,児童向け学力試験をインターネットで行うシステムの案件を受注した.
そのシステムでは,画像,アニメーション,音声を使った,視覚効果及び表現力が要求されたが,Webアプリケーションにおける問題点は,WebブラウザのプラグインやJavaScriptを利用することによって,解決することができた.
今後の課題としては,プラットフォームによる違い,セキュリティ,サーバ側実装の検討,などが挙げられる.
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