FUJITSUファミリ会-語りあう夢、きそいあう知恵-

論文詳細

駅窓口や自動車営業所の導入した「日報システム」について
名古屋鉄道株式会社 / 株式会社メイテツコム
論文要旨

   当社の主要事業である鉄道・バス事業の売上報告方式は,従来,各駅やバス営業所において,月ごとに手集計されて規定の報告帳票に手書きされ,これをパンチ入力して,メインフレームでのバッチ処理となっていた.
   平成12年から『新会計プロジェクト』により,会計業務全般を見直した結果,「会計情報の発生源入力が必須」との結論を得て,従来方式を改めるべく「日報システム」を開発した.
   本システムは,汎用パソコンとバーコード入力方式を採用して,多種多様な鉄道・バス・旅行商品などの売上報告を,毎日,簡易かつ確実に,パソコンに不慣れな係員においても行えるように実現した.売上情報は,既存社内ネットワーク経由で,日々サーバ機器に伝送される.また,汎用パソコンに見られがちな様々な障害に耐え得るよう,データを複数媒体へ2重書き込みするなどの対策を施した.
   結果,発生源から正確な会計情報が取得でき,審査・会計処理の効率化を実現した.

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