FUJITSUファミリ会-語りあう夢、きそいあう知恵-

論文詳細

営業向け Date Ware House の導入
横河レンタ・リース株式会社
論文要旨

   当社基幹システムにおいては,営業向けの実績帳票などを夜間処理で作成しているが,設計当初の思想と現状の要求が噛み合っていない.帳票を作成する夜間処理がシステムに負荷をかけるなどの理由で,廃止もしくは修正を考える方向となった.しかし,現状に即した設計にしたとしても,事業の礎となる基幹システムに手を入れることは,他へ与える影響の恐れがある.そこで営業向けに「Data Ware House(以下DWH)」の導入が検討された.基幹システムのデータをDWH サーバに転送しユーザ側に見せることが出来れば帳票の代わりにもなり,帳票のような決まりきったフォーマットではなく時系列に項目間の関係を分析できる.ユーザ別にIDとパスワードを発行し基幹システムと同等のセキュリティを確保し,初心者でも視覚的に分かり易い画面設計を施した.DWHに対する要望は強まってきているが,どう作るのかではなく,どう活用するかが構築する上での重要な課題ではないかと考える.

全文PDFダウンロード(PDF文章/0.57MB)
(注)全文(PDF文章)を閲覧するためには、「FAMILY ROOM」のIDとパスワードが必要です。