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社内の生産工場において，大工場は生産管理システムの維持・運営・開発をサポートする専門の部隊を有するが，中小工場はそのようなサポート部隊を持たないため，ある時期に開発したシステムがそのまま何年も使用されており，しっかりしたメンテナンスを受けられないまま必要以上に人手をかけた生産管理を行っていた．このような状況下では，時が経つにつれマスタ項目，コード体系，管理帳票などが大工場と異なり，製品移管に伴う負荷は大変なものとなっていた．以上の事から中小工場の生産管理システムを統一し，パッケージ化することによって工場間における情報の差別化を無くすことを目標とした．また，このシステムで収集した情報は本社等の管理部門でも利用できるようにした．
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