一昔前まで,MS-DOSが全盛であった時代は,オフコンとパソコンのデータ連携は事例も少なく非常に難しいものであった.
昨今になり,インターネットや,excel,wordなどのパソコンソフトの急激な普及と共に,パソコンとのデータ連携も必須用件の一つとなってきており,今では逆に省くことの方が難しいといえる.
ユーザに業務アプリケーションシステムを提供している当社としては,できるだけシンプルで分り易い運用で,なお且つ実用的なシステムを提供していかなければならない.
しかしながら,当社にもユーザにも,いつでも十分な環境とツールが与えられる訳では無く,技術と予算と環境に制限が入ることの方が多い.
限られた中でできる限りのユーザのニーズに応えていく手段が何通りも必要である.
富士通Kシリーズを中心としたパソコンとオフコンのデータ連携方法について,過去の経験からの具体事例を踏まえて論述する.
最終的に,データの汎用性,利用性を考慮すると,今後はCSV形式でのデータ連携が主流になるのではないかという結論に達する.
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