オークマの属する工作機械業界は海外,日本国内ともに競合がひしめきあう市場であり,製品の品質,価格での差別化も困難な状況になっている.
また,設備産業であるため景気動向に敏感且つ大きく左右される市場である.
このような市場において競合他社に打ち勝つための戦略として,アフターサービスを差別化の切り札と位置づけ,サービス部に入る情報をITを用い管理し,機械故障からの復旧時間の短縮,対応品質の向上を実現.サービスがオークマの強みとなることを目指す.
さらに蓄積した情報を分析し,関連部署に情報発信全社的CRMの推進源となるとともに,情報をもとに待ちのサービスではなく,攻めのサービスを行いサービスという分野に新たな市場を見出す試みである.
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