FUJITSUファミリ会-語りあう夢、きそいあう知恵-

論文詳細

オープンシステム環境での監視の取り組み~省力化と可用性向上に向けて~
ヤマトシステム開発株式会社
論文要旨

   近年,汎用機などで行ってきた処理がTCP/IPをベースとした分散型オープンシステムへ移行しており,システムを構成する機器も大型集中型から小型分散化へ移行している.また,システム障害が直接消費者へ影響を与え機会損失と企業イメージを損なうことになる.
   そのような背景の中,障害原因が機器の死活的な障害から性能低下による障害に移行しており,監視対象及び障害要素が急速に増加している状況にあった.また,サポート員のスキルの向上と障害時の対応方法を統一することは困難でありシステムの拡大と複雑化に比例して増員してゆかなければならないという問題を抱えていた.
   これらを解決するために,弊社では性能監視,回線帯域監視などを含めた統合監視ツールを導入することによって複雑な複数の運用と監視対象を一元的に監視することが可能となり,障害時の迅速な影響範囲の把握と監視業務の省力化を行なうことが可能となった.

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