FUJITSUファミリ会-語りあう夢、きそいあう知恵-

論文詳細

ホストCOBOLシステムのパソコン活用の実現 (確信の時,積年の夢が現実へと変わった)
富士火災海上保険株式会社
論文要旨

   損害保険の自由化という規制緩和に伴って,外資系保険会社・生保系損保子会社などが続々と参入する中,激化する競争の中で戦っていくために特色のある保険商品を早期に市場投入するニーズが高まっている.こんな中システム部門では,新しい保険商品のシステム開発や顧客ニーズに応えた保険商品へのシステム変更が次から次へと対応を迫られる戦国時代に入ってきている.特に,保険料計算システムについては,過去の開発経緯と開発環境・開発言語の違いからホスト,パソコン,WEBの3重持ちの状況を招き,改定の都度,開発工数がかかり開発効率の面からも非効率な状況が続いていた.よって今回,開発言語が全く違うこれら3つのシステムをホストのCOBOL言語を使用して1つのソースにて稼動させることにし,大幅な開発効率と開発費用の削減を実現した.同時に,従来からのホスト系COBOLシステム担当者の業務知識と高い技術力をオープン系システム開発の世界でも活かせることとなった.

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