電力自由化・規制緩和の流れから,さらなるコストダウンが必要とされ,より一層の設備保守業務の効率化が望まれるようになった.そこで,機器の動作回数や診断結果のトレンド管理から,機器コンディションを判断し,点検時期を予測するための新しい点検方法(CBM:コンディション・ベースド・メンテナンス)への転換とともに,新たなシステム構築をおこなった.
本システムにおいては,トレンド管理による点検時期予測機能に加えて,協力会社(保守委託会社)とデータを共有し,既存の設備管理システムとの連携も行なっている.これは,グループネットワーク上への構築,WEBベースでのシステムの開発により実現した.
また,トレンドグラフの作成・表示などもWEB上で直接行ない,クライアントPCの負担を軽減し,将来の携帯端末の利用も考慮している.
なお,本システムは平成13年8月より運用開始している
|