クライアントサーバシステムにおいてシステム設計が重要な工程である.業務機能とデータ格納を,それぞれの特性を考慮して適切に振り分ける設計を行う.
大量データ追加によるシステム利用のレスポンス悪化に対して,原因の調査・分析を行い迅速に対応することが求められている.本稼働後にサーバ増設による負荷分散を行う場合は,いかに効率的に移行作業を行うかがポイントとなる.また,大量データを扱う場合はデータベースの設計やプログラムの記述方法などにより性能が大きく左右される場合がある.
保守時にはユーザの要望も多様化し,必要な機能を改修するにあたり影響範囲,必要性,コストを考慮し対応すべきである.検索効率の向上を目的とし,インデックスの設定とSQL文の記述の工夫により対応する.
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