近年,顧客ニーズの多様化に伴い,フレキシブルな生産体制,生産リードタイムの短縮,多品種少量生産,在庫低減など全社的に改革を進めてきた.その対応のためには,変化する生産方法に柔軟に対応できるフレキシブルな生産システムが不可欠である.
1991年に構築した内装生産管理システムは,MAPネットワーク構成とシステムの老朽化から,これ以上の拡張と生産側からの要求ニーズに,タイムリーに対応できなくなってきた.
そこで,安定稼働,シンプルでフレキシブルなデータベース設計,開発工数の削減などを目指してシステムへの再構築を行った.新システムを導入した結果,製品在庫率の低減,開発工数の削減,定型業務作業工数などの低減につながることができた.
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