'67年以来,ホストコンピュータを中核としたサービスをCOBOLで開発を行なってきたが,'96年のグループウエア導入をきっかけに,レガシー・システムの統合とオープン・システム連携をインターネット技術により実現するリストラ計画を'97年からスタートした.
「ホスト資源のオープンシステム連携」を狙ったメール・エージェントの開発は,今回のリストラ成功の重要なキーとなった.
ホストDBをグループウエア・パソコンで直接利用する機能は,EUCを活性化させ,ホスト・ジョブとメールの直接連携は,インターネットEDIを徹底させた.
業務部門の効率化だけでなく,情報システム部門への開発依頼は40%以上削減され,窓口業務も大きく軽減された.
システム統合による経費削減は,最重要課題として推進し,目標を上回る40%以上の成果を達成し,2000台規模のグループウエアも実現することができた('96年度比較).
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