医薬品の研究開発から申請に至るまでの文書は,大量の文書から構成され,それらは高い品質が要求されており,文書管理システム導入による信頼性の向上や業務の効率化が求められていた.
今回,医薬品の申請に関連する文書管理システムの構築を行ない,文書の再利用を促進,文書管理業務の効率化,将来への電子申請時代への迅速な対応を図るようにした.
文書管理システムの機能検討を行い,Web型システムを採用した文書管理システムを構築し活用してもらっている.
この時の経験を踏まえて,文書管理システム構築時のポイント(文書の構造化と管理単位の分析,プロジェクト体制,利用部門での属性情報の管理など)をまとめる.
今後,システムの機能拡張を行い,プロジェクトマネージメント,ナレッジマネージメントの実現に向けて,蓄積された情報を戦略的武器として活用できるシステムを目指したい.
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