2000年3月期から本格的にスタートする連結経営及び経営環境の変化から,グローバルでリアルタイムな経営情報の把握が求められるようになってきたことから,新情報系システム-データウェアハウス-を構築.
データベースとしてはオラクルを採用.本DB内に構築したデータウェアハウスに,日々入力される業務データを世界中から収集・蓄積し,日商岩井グループとしての実績をリアルタイムで把握できる仕組みを構築することで,スピーディーな経営判断や管理業務の効率化を目的とする.
いかにユーザーが利用しやすい形でシステムを提供できるかが課題であったが,データウェアハウス内のデータを,さらに目的別にデータマートという小さな器に分類することでデータ検索を簡易化.また,経営者向けには別途ツールを利用して各種経営メニューを提供することで,全社的な経営実績の把握が容易に可能.しかしながら,これらのより一層の充実が今後の課題であるとも言える.
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