松下電工(株)では,平成3年より受発注オンライン業務(SCM)の支援機能として,営業の第1線へ商品図面・技術資料などのイメージ情報をFAX配信するシステムを稼動してきた.しかし,ここ数年,登録情報やFAX要求の増大などから,安定運用やレスポンス性能維持などに多くの課題が発生し,抜本的な問題解決が急務となってきた.
今回,システムの安定運用,レスポンス向上,コスト削減及び新IT基盤整備を目指して,この基幹機能をホストからオープン系へダウンサイジングし,イントラネットとしても利用可能なシステムとして再構築した.
さらに,この新システムは,マルチメデイアに対応したデジタルコンテンツとインターネット機器の利用を可能とする汎用性をもち,ASP事業の核として考えている.
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