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Oracle VM Server for SPARC Software

Oracle VM Server for SPARC Software(旧Logical Domains Manager Software)は、ファームウェア層における仮想化機能により、各ドメインの管理を行うためのソフトウェアです。

概要

Oracle VM Server for SPARCは、ファームウェアの一部として提供されているハイパーバイザを使用した仮想化機能です。一つのプラットフォームを複数の仮想ハードウェア環境(ドメイン)に分割し、それぞれ独立してOSを実行することができます。サーバ1台あたり最大128ドメインを構築することができます。

Oracle VM Server for SPARCは、CPU、メモリ、I/Oなどのハードウェアリソースを柔軟に配分し、リソースを有効活用できます。1台のサーバ上に複数の仮想ハードウェア環境を構築することにより使用率向上を実現し、サーバ統合等で効果を発揮します。

各ドメインの管理を行うソフトウェアであるOracle VM Server for SPARC Softwareは、ダウンロードにより最新版をご使用いただけます。

制御ドメイン : 各ドメインの構成、CPUやメモリなどのハードウェアリソースの割り振り、起動・停止などの制御を行い、他のドメインを管理します。
ゲストドメイン : 独立したOSが動作するドメインです。最大127ドメインを構築することができ、他のドメインに影響を与えることなく、起動・終了することができます。

注:制御ドメインにはドメインを管理するソフトウェア「Oracle VM Server for SPARC Software」をインストールする必要があります。

特長

Oracle VM Server for SPARCの特長は、以下のとおりです。

ドメインごとに独立したSolaris環境が構築可能

ファームウェア層の仮想化により、各ドメインは独立したSolaris環境を構築できます。1つのゲストドメインでシステム異常等のトラブルが発生しても、他のドメインに影響を及ぼすことはありません。また、各ゲストドメインごとに、リブートも可能です。1台のサーバ上に、障害隔離性の高い複数のSolaris環境を構築することができます。

柔軟なハードウェアリソース活用

CPU、メモリ、I/Oなどのハードウェアリソースを、柔軟に各ドメインに割り当てることができます。CPUは動的に追加・削除ができるため、急な負荷変動にも、業務を止めずに対応できます。1台のサーバの中で、ハードウェアリソースを有効に活用でき、使用率を高めることができます。

業務や用途に応じたサーバ統合を実現

業務や用途に応じ、高い信頼性と柔軟性を備えたサーバ統合を実現します。例えば、Webサーバ、アプリケーションサーバ、DBサーバ等、業務ごとに別れていたサーバ環境を統合することが可能です。また、Solarisのアップデートリリースやパッチレベルが異なる環境を統合し、テスト環境と本番環境を1台のサーバに実現することが可能です。

特長   利用による効果
  • ドメインごとに独立したSolairs環境を構築可能
  • ハードウェアリソースを柔軟に各ドメイン(Solaris環境)に配分可能
  • システムの稼動中でも、業務の負荷変動に応じてCPUリソースを再配分
  • 高い信頼性と柔軟性を備えたサーバ統合が可能
  • あるゲストドメイン(Solaris環境)でシステム 異常等が発生しても、他のドメインに影響を及ぼさず、トラブルを局所化
  • リソースの使用率の向上
  • リソースの効率利用
  • 業務や用途に応じた複数のSolaris環境を、1台のサーバ上に構築可能
  • TCOの削減

マニュアル

本ソフトウェアに関するマニュアルです。装置へのインストールに関する手順、注意事項、動作環境などを記載しております。インストールをする前に、必ずお読みください。

ダウンロード

Oracle Solaris 10を使用する場合

本ページからダウンロード可能なソフトウェアはOracle VM Server for SPARC 2.2 Softwareです。ご使用条件にご同意の上、ダウンロードおよびインストールをしてください。

Oracle VM Server for SPARC 3.0 Software以降に関しては、当社SupportDeskサービスをご契約いただくことで入手が可能です。

Oracle Solaris 11を使用する場合

Oracle Solaris 11 の場合は、OSに本ソフトウェアが含まれているため、ダウンロードは不要です。