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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

 

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Windows Server 2008における富士通の検証体験と取り組み

~Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2 設計・構築・移行情報~

PCサーバPRIMERGYでHyper-V(仮想機能)の検証を実施

「Hyper-V」は、Windows Server 2008で採用された新しい仮想テクノロジであり、1台の物理サーバ上に複数のOS(ゲストOS)を動作させることを可能にした機能です。PCサーバでHyper-Vを利用することによる最大のメリットはサーバ統合によるTCO削減です。スケールアウトで増強してきたサーバの増加で管理コストは大きなコスト負担となっています。Hyper-Vによる仮想化は、高性能サーバによるIT資源の有効利用(リソースの最適化)、既存OS資産の継承、開発検証環境の導入といったお客様の課題を解決することができます。

富士通では、Hyper-Vを用いてお客様個々の環境に合わせた理想的な、信頼性の高い柔軟で効率のいいサーバ環境の実現を強力にサポートできるノウハウの蓄積などを目的として検証を行っております。さらにマイクロソフト社開発現場へ評価機を提供しPRIMERGYとの親和性を高めるなどHyper-Vへいち早く対応する取り組みも行っています。

以下に検証内容の例をご紹介します。

ゲストOS  注 括弧内はゲストOSに割り当てたリソース

  • Windows Server 2008 Standard(2CPU、1GBメモリ)
  • Windows Server 2008 Standard: Server Core (1CPU、512MBメモリ)
  • Windows Server 2003 R2 x64 Standard Edition(2CPU、1GBメモリ)
  • Windows 2000 Server Standard Edition(1CPU、1GBメモリ)

ホストマシン

  • サーバ機 : PRIMERGY TX200 S3 (後継機種 : TX200 S5 / TX300 S5
  • OS : Windows Server 2008 x64 Enterprise
  • CPU : 2基 (2core かける 2)
  • メモリ : 8GB

PRIMERGY製品のWindows Server 2008対応を Windows Server® 2008の動作確認情報 で公開しています。

Hyper-Vを使用してWindows Server 2008を含む4つのゲストOSを同時に起動しても、上記の構成でストレスなく快適な操作ができています。
高速・高性能なPRIMERGY上位モデルでHyper-Vを導入し、仮想環境の構築が難しいとされていたミッション・クリティカルな基幹システムを仮想環境にする検証も実施しており構築に自信を深めています。

Windows Server 2008の構築・運用の支援ノウハウを習得

富士通は、お客様がWindows Server 2008システムの構築や運用する上で、お客様にご提供できる価値やノウハウの蓄積に取り組んでいます。その一環としてWindows Server 2008で新たに採用された有益な機能を簡易に使えるツールを2種類開発しました。これらを実際に利用してWindows Server 2008システムを構築しその操作性や効果を確認しました。

Server Core構築支援ツール

Server Coreは、管理作業の軽減、セキュリティの向上、リソースの節約のためにコンポーネントを最小限に絞ったWindows Server 2008のインストールオプションです。
Server Coreのユーザインタフェースは、コマンドプロンプトでGUIに慣れている人には手間がかかる上にケアレスミスが発生しやすい方法です。

そこで富士通は、Server Core構築時にデザインシート (GUI) にパラメータを入力することで、サーバ構築スクリプトを自動生成し、Server Core構築作業を効率よく、かつ設定ミスを軽減できる「Server Core構築支援ツール」を開発しました。


サーバ環境チェックスクリプト

「サーバ環境チェックスクリプト」は、サーバの設定内容を一括で取得しロギングするツールです。サーバの設定内容を容易に確認できることで、サーバ構築後の操作作業を効率的かつ確実に実施することを目的としています。本ツールで確認できる項目は次の通りです。

  • コンピュータ名や所属ドメイン
  • ネットワークやプロキシ、リモートデスクトップの接続
  • ライセンス認証実施の有無

富士通では、ここでご紹介したツール以外にも、Windows Server 2008の構築・運用をご支援するさまざまなノウハウをお客様にご提供できるよう取り組んでいます。

PRIMERGY運用管理ソフトや富士通ミドルウェア製品のWindows Server 2008対応

PRIMERGY運用管理ソフトのWindows Server 2008対応
- ServerView -

「ServerView」は、富士通PCサーバPRIMERGYのサーバ監視ソフトウェアで、ハードウェアの故障やその予兆を検出・通知することにより、安定したシステム運用を支援する必須のソフトウェアです。

右図はWindows Server 2008上で動作するServerViewの管理画面です。グラフィカルな画面で管理者は、サーバ状態(異常(故障やその予兆)か正常か)を即時に判断でき、被疑箇所の特定と修正までの手番が短縮され早期の対応が可能となります。

富士通はインストールモデルの出荷に合わせて、サーバ監視ソフトServerView、導入ソフトServerStart、その他高信頼ツールをWindows Server 2008に対応させています。


富士通ミドルウェア製品のWindows Server 2008対応
- Interstage Interaction Manager + Symfoware Server -

富士通では、Windows Server 2008でのお客様業務を支援すべく、ミドルウェア製品の対応に取り組んでいます。

今回、快適なWebシステム構築を実現する富士通ミドルウェア「Interstage Interaction Manager」のデモを実施しました。Interstage Interaction Managerは、現在Webシステムにおいて注目を集めるAjax (Asynchronous JavaScript + XML) 技術を活用しており、この優れた技術をWindows Server 2008でご利用いただけます。
Webを利用した受・発注システムでは、データベースにWindows Server 2008に対応した当社の高信頼データベース「Symfoware Server」を利用することで、高速バックアップなどの付加機能を利用することができます。

安定度を増したWindows Server 2008と高信頼の富士通ミドルウェア製品が連携することで、お客様に、さらに安定したWebアプリケーション実行基盤をご提供します。


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