運用中に次のような状況が発生した場合は、バックアップソフトウェアの操作が必要になります。
- HA1 の切り離し
ハードウェア保守時にHA1 の無効化、シャットダウンやリカバリ(リストア)操作を実施した場合など、HA1 が切り離された状態が発生する場合。
- テープ装置の無効化
- テープ装置の故障
運用継続中のハードウェア保守により、上記の状態が発生した場合の対処
- ハードウェアの保守または復旧作業を完了させます。
- 故障、または無効化されているコンポーネントを有効化します。
everRun マネージャを起動し、リダイレクトされたデバイスに対応するアイコンを右クリックして、「有効化」を選択します。
- バックアップソフトウェアから正常にバックアップ装置が使用できるかどうか確認します。
バックアップソフトウェアおよびバックアップ装置の操作については、それぞれのマニュアルを参照してください。
確認の結果、正常に使用できない場合は、テープ装置の有効化やバックアップソフトウェアの再起動などの操作を行ってください。
【POINT】
ARCserve では、「マネージャ」の「デバイス管理」から、接続されているテープ装置の状況が確認できます。詳細については、ARCserve のマニュアルを参照してください。
運用継続のハードウェア保守により、上記の状態が発生し、かつ、Virtual Server を再起動した場合の対処
- ハードウェアの保守または復旧作業を完了させます。
- 故障、または無効化されているコンポーネントを有効化します。
everRun マネージャを起動し、リダイレクトされたデバイスに対応するアイコンを右クリックして、「有効化」を選択します。
保守の状況により、システムの再起動が可能な場合は、手順3 ~ 7 を実行する代わりに、システム全体の再起動で復旧可能です。システム全体の再起動後に、手順8 に従って、バックアップソフトウェアの動作を確認してください。
- Virtual Server にログオンします。
- 「スタート」ボタン→「管理ツール」→「コンピュータの管理」の順にクリックします。
- 「デバイスマネージャ」をクリックします。
- ツリーの一番上にある、サーバのアイコンを右クリックします。
「ハードウェア変更のスキャン」をクリックします。
ハードウェアのスキャンが開始されます。
スキャンの終了後、テープ装置が再認識されます。
【重要】
外付けのバックアップ装置は「その他のデバイス」として表示されますが、バックアップソフトウェアによりコントロールされるため正しい状態です。
バックアップソフトウェアから正常にバックアップ装置が使用できるかどうか確認します。
テープ装置が一度取り外されたと認識される場合がありますが、その場合は、新規にテープ装置を搭載した場合と同じ設定が必要になります。
バックアップソフトウェアおよびバックアップ装置の操作については、それぞれのマニュアルを参照してください。
確認の結果、正常に使用できない場合は、テープ装置の有効化やバックアップソフトウェアの再起動(サービスの再起動)などの操作を行ってください。
【POINT】
ARCserve では、「マネージャ」の「デバイス管理」から、接続されているテープ装置の状況が確認できます。詳細については、ARCserve のマニュアルを参照してください。
システム起動時に、HA2 による片系自動起動または強制的に片系起動を実行した場合の対処
- HA1 を起動、または有効化を実施し、HA1 をシステムに組み込みます。
同期を完了させます。
【重要】
保守の状況により、システムの再起動が可能な場合は、手順3 ~ 7 を実行する代わりに、システム全体の再起動で復旧可能です。システム全体の再起動後に、手順8 に従って、バックアップソフトウェアの動作を確認してください。
- Virtual Server にログオンします。
- 「スタート」ボタン→「管理ツール」→「コンピュータの管理」の順にクリックします。
- 「デバイスマネージャ」をクリックします。
- ツリーの一番上にある、サーバのアイコンを右クリックします。
「ハードウェア変更のスキャン」をクリックします。
ハードウェアのスキャンが開始されます。
スキャンの終了後、テープ装置が再認識されます。
【重要】
外付けのバックアップ装置は「その他のデバイス」として表示されますが、バックアップソフトウェアによりコントロールされるため正しい状態です
バックアップソフトウェアから正常にバックアップ装置が使用できるかどうか確認します。
テープ装置が一度取り外されたと認識される場合がありますが、その場合は、新規にテープ装置を搭載した場合と同じ設定が必要になります。
バックアップソフトウェアおよびバックアップ装置の操作については、それぞれのマニュアルを参照してください。
確認の結果、正常に使用できない場合は、テープ装置の有効化やバックアップソフトウェアの再起動(サービスの再起動)などの操作を行ってください。
【POINT】
ARCserve では、「マネージャ」の「デバイス管理」から、接続されているテープ装置の状況が確認できます。詳細についてはARCserve のマニュアルを参照してください。
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