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お役立ち情報(TIPS):トラブルの予防・回避方法

片方のサーバが起動しない場合の対応について
対応機種 TX300HA S4 / TX300HA S5

CoServer を1台だけ起動した場合、デフォルト設定ではもう1台の CoServer が起動するまで Virtual Server は起動されませんが、故障などの理由によって、このもう1台の CoServer が起動できない場合は、これを無効化することで、Virtual Server をすぐに起動することができます。

無効化の操作は、everRun(Endurance)Manager から以下のようにして実行できます。

  1. 起動している側の CoServer に管理者権限でログオンします。
  2. everRun(Endurance)Manager を起動し、[管理]メニュー 次に[CoServer1(または2)]次に[無効化]の順にクリックして、起動していない側のCoServer を切り離します。

無効化した CoServer を復旧させた場合は、同様の手順で[有効化]をクリックします。この操作で、自動的にメモリ再同期およびディスクのミラーコピーが実行され、システムが復旧します。

なおCoServerが1台だけの場合に起動できるよう、「孤立したCoServer の動作設定(自動起動設定)」を事前に設定している場合、手動で無効化操作を実施しても、「CoServer 組み 込み待ち時間」が経過するまで起動できません。

バッチファイルからシステムを再起動する場合
対応機種 TX300HA S4 / TX300HA S5

RIMERGY HAモデルは、コマンドラインから状態取得や制御をするためにmtccons コマンドが用意されています。このコマンドを使用すると、バッチファイルでシステムを制御するコマンドを作成することができます。

  • HAシステム全体(Configuration)の再起動は、以下のように mtccons コマンドを呼び出します。

    "%ENDURANCE_APP_PATH%¥mtccons" Shutdown Configuration Operation from CoServer1

  • HAシステム全体(Configuration)のシャットダウン(再起動しない)は、以下のように mtccons コマンドを呼び出します。

    "%ENDURANCE_APP_PATH%¥mtccons" Shutdown Configuration Operation without CoServer Reboot from CoServer1

  • mtccons コマンドを実行するには、管理者権限でログオンする必要があります。
  • 大文字、小文字は区別されません。例えば、「Shutdown」は「SHUTDOWN」や「shutdown」のように入力することもできます。
  • Virtual Server の起動・再起動・シャットダウンの場合、引数には「Virtual_Server」ではなく、 「HAvirtual_Server」 を指定してください。
  • 最後の引数(from の後)には、コマンドを実行するCoServer を指定します。CoServer1 または CoServer2 を指定しますが、指定した CoServer が無効の場合(動作中でない場合)は、何も実行されません。指定するCoServerはアクティブ、スタンバイに関係なくどちらも指定可能です。ここでは、CoServer1 から実行する場合を例に記述しています。
  • コマンドを実行するCoServerはアクティブ側でもスタンバイ側でも動作します。
トレンドマイクロ社のウィルス対策ソフトウェアをご利用の場合
対応機種 TX300HA S4 / TX300HA S5

トレンドマイクロ社のウイルスバスターのファイアウォール機能がCoServerにインストールされると、ファイアウォール機能の影響により、HAシステムが正しく動作しません。CoServer にはファイアウォール機能が付属した、トレンドマイクロの製品をインストールしないでください。

注意事項以下はファイアウォール機能が含まれる対象製品です。

  • 現行製品の対象(ファイアウォール機能が付属する製品):
    「Client / Server Suite Premium」を新規にご購入の場合
    「ビジネスセキュリティ」を新規にご購入の場合
  • 旧製品の対象(ファイアウォール機能が付属する製品):
    旧「ウイルスバスターCorp.サーバ版アドバンス プラス SP」をご購入の場合
    旧「ウイルスバスターコーポレートエディション アドバンス」をご購入の場合
    旧「Client / Server Suite アドバンス」をご購入の場合
    旧「ウイルスバスタービジネスセキュリティ」をご購入の場合
Symantec 社ウィルス対策ソフトウェアをご利用の場合
対応機種 TX300HA S4 / TX300HA S5

Symantec 社ウィルス対策ソフトウェアは、CoServerへインストールすると、以下のような現象が発生し、HAシステムが正しく動作しないことがあります。

  • CoServer、及び、Virtual Serverのスローダウン
  • Virtual Serverの同期失敗
  • CoServer OS のハングアップ
  • CoServer 間の同期不可

【対象製品(2008年5月現在)】

  • Symantec AntiVirus Corporate Edition 9.x
  • Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.x
  • Symantec Client Security 3.x
  • Symantec Endpoint Protection 11.x

注意事項現時点で発生が確認された製品であり、その他の製品で発生しないことを保証するものではありません。

対処方法

Symantec 社ウィルス対策ソフトウェアをご利用の場合、CoServer では、リアルタイムスキャン機能とファイアウオール機能を停止することで、HAシステムへの影響を軽減できる可能性があります。

[リアルタイムスキャンの停止方法]

  1. デバイスマネージャを起動する。
  2. 「非表示デバイスの表示」を選択する。
  3. プラグアンドプレイでないデバイス配下 SAVRT のプロパティを開く。
  4. デバイスの使用状況を「このデバイスを使わない(無効)」に設定し、「OK」をクリックする。
  5. CoServer OSを再起動する。
  6. 非ページ領域の枯渇要因のモジュールをロードしないことで、非ページ領域の枯渇が改善されます。

注意事項上記の手順は弊社にて確認した手順ですが、動作を保証するものではなく、実施した場合に発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。リアルタイムスキャンに使用されるドライバをロードさせない、正式な対処については、Symantec社にお問い合わせ願います。

PRIMERGYでは、ウィルス対策ソフトウェアとして、トレンドマイクロ社のServerProtectまたはウイルスバスターコーポレートエディションのご利用を推奨しております。(上記「トレンドマイクロ社のウィルス対策ソフトウェアをご利用の場合」も併せてご参照ください)

電子メール AutoProtect機能について

Symantec社のウィルス対策ソフトの「電子メール Auto-Protect機能」がインストールされている環境での発生も確認されております。
「電子メール Auto-Protect機能」は、サーバOSではサポートされておりません。機能を有効化していなくても、問題が発生する場合がありますので、必ず機能をアンインストールしてください。

[ご参考]

電子メール Auto-Protect をアンインストールする方法