PRIMERGY BX600 LANパススルーブレード（RoHS対応製品）
（PG-LNB102 / PGBLNB1020[NET1用 : カスタムメイド対応] / PGBLNB1021[NET2用 : カスタムメイド対応] / PGBLNB1022[NET3用 : カスタムメイド対応] / PGBLNB1023[NET4用 : カスタムメイド対応]）

概要

PRIMERGY BX600 / BX600 S2シャーシ専用のLANパススルーブレードです。
本ブレードは、サーバブレードに搭載するオンボードLANまたはLANドータカード（オプション）の入出力部を提供します。

項目		仕様
品名		PRIMERGY BX600 LANパススルーブレード
型名		PG-LNB102
		PGBLNB1020(NET1用) [カスタムメイド対応]
		PGBLNB1021(NET2用) [カスタムメイド対応]
		PGBLNB1022(NET3用) [カスタムメイド対応]
		PGBLNB1023(NET4用) [カスタムメイド対応]
I/Oポート	内部	10ポート(1Gbps)
I/Oポート	外部	10ポート(1000BASE-T Ethernet,Full Duplex) コネクター形状RJ45 8ピン。
外形寸法		35(W)250 (D)130 (H) mm
質量		800g
RoHS対応		対応

BX600 シャーシ(PG-R3SC3 / PG-R3SC3E)手配時にはLAN系ネットワークブレードの同時手配必須です。

LANパススルーブレードを経由してハブ／ルータへ接続する場合、1000BASE-T(Full Duplex固定)固定のポートに接続してください。10BASE-T / 100BASE-TX対応のポートには接続できません。

カスタムメイドでファイバーチャネルスイッチブレードを手配する際は、以下の型名でオーダーしてください。
- ネットワークブレードスロット1 : PGBLNB1020
- ネットワークブレードスロット2 : PGBLNB1021
- ネットワークブレードスロット3 : PGBLNB1022
- ネットワークブレードスロット4 : PGBLNB1023
ネットワークブレードスロット3（NET3）と4（NET4）にはLAN系ネットワークブレードとファイバーチャネル系ネットワークブレードの混在搭載はできません。なお、同一シャーシ内のサーバブレードには、ファイバーチャネル拡張ボードとLAN拡張ボードの併用はできません（シャーシ内で拡張ボード種は択一）。

ネットワークブレードスロット（NET3 / NET4）の搭載品一覧
	LAN系ネットワークブレード		ファイバーチャネル系ネットワークブレード
	スイッチブレード	LANパススルーブレード	ファイバーチャネルパススルーブレード	ファイバーチャネルスイッチブレード
サーバブレード内蔵品（同一シャーシ内の）	PG-SW104 PGBSW1042 PGBSW1043 PG-SW105 PGBSW1052 PGBSW1053	PG-LNB102 PGBLNB1022 PGBLNB1023	PG-FCB102 PGBFCB102 PGBFCB1022	PG-FCS102 PGBFCS102 PGBFCS1022
LANドータカード（PG-LND101）利用時
ファイバーチャネルドータカード（PG-FCD101）ファイバーチャネル拡張ボード（PG-FCD102）利用時

サーバブレードにLANドータカードを搭載する場合、ネットワークブレードスロット3または4（NET3 / NET4）にLANパススルーブレードまたはスイッチブレードを選択。
サーバブレードにファイバーチャネルドータカード / ファイバーチャネル拡張ボードを搭載する場合には、ファイバーチャネルパススルーブレードまたはファイバーチャネルスイッチブレードを選択。
同一シャーシ内のサーバブレードに対してファイバーチャネルドータカード / ファイバーチャネル拡張ボードとLANドータカードの同時利用はできません。
ネットワークブレードスロット1および2（NET1 / NET2）はオンボードLANと結線されるため、LANパススルーブレードまたはスイッチブレードのみ搭載できます。

サーバブレードの有無、電源ON / OFF状態に関係なくLANパススルーブレードと接続されたハブ / ルータのリンクLEDが点灯します。このとき、LANパススルーブレード側のリンクランプは消灯する場合があります。
LANパススルーブレードに接続されたBX600 / BX660サーバブレードオンボードLANコントローラ同士、またはオンボードLANコントローラを含む構成でのLAN冗長化（チーミング）機能は現状使用できません。
LAN冗長化（チーミング）する2つのLANコントローラの接続先は、下表の組み合わせで使用してください。