[重要]PRIMERGY RX600 S3をご使用のお客様へのお知らせ
2007年7月10日
富士通株式会社
マイクロソフト社から、大きなL3キャッシュを持つサーバでWindows 2000 ServerまたはWindows Server 2003を導入するとブルースクリーンが発生する問題が報告されています。
弊社PCサーバPRIMERGYにおいても下記の現象が発生する可能性がありますので、下記対処のご対応をよろしくお願いいたします。
現象
大規模なL3キャッシュを持つCPU(Xeon 7100番台以降のCPU)を搭載したサーバで下記対象OSを導入すると、Winsock利用時にブルースクリーンが発生する。
対象OS
- Microsoft® Windows® 2000 Server
- Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server
- Microsoft® Windows Server® 2003, Standard Edition(SP1適用以前(注))
- Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise Edition(SP1適用以前(注))
(注)SPを適用していないWindows Server 2003が対象になります。SP1以降では本問題は修正されており上記の現象は発生いたしません。
対象機種
Xeon 7100番台以降が搭載されている下記の機種が対象になります。
品名 | 型名 | CPU |
---|---|---|
PRIMERGY RX600 S3 (SAS) | PGR603D*** PGR603B*** |
デュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー 7140M (3.40GHz) / 7120M (3GHz) |
PRIMERGY RX600 S3 | PGR6038*** PGR6036*** |
デュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー 7140M (3.40GHz) / 7120M (3GHz) |
*はタイプにより異なります。
対処方法
運用中のOS | 対処 |
---|---|
Windows 2000 Server Windows 2000 Advanced Server |
Windows Server 2003(SP1以降)にアップグレードしてください |
Windows Server 2003, Standard Edition Windows Server 2003, Enterprise Edition |
SP1以降を適用してください(注) |
(注)※ 該当する機種のサポートOSはSP1以降、プレインストールOSはWindows Server 2003 R2(SP1を適用済)となっておりますので、上記現象は発生いたしません。
関連情報
以上