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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

 

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RAS支援サービスにおける定期交換部品の誤通知を修正

RAS支援サービスにおける定期交換部品の誤通知を修正いたしました。事象と修正方法のご紹介です。

現象

PRIMERGYの定期交換部品の監視を行うソフトウェア(RAS支援サービス)が、電池を搭載していないSCSIアレイコントローラの電池交換を通知する。

ディスプレイへのメッセージボックス表示
「寿命部品RAID 電池を交換して下さい。」
システムイベントログへの格納(ID:1203、種類:エラー)
「寿命部品 RAID 電池(RAID Card#01)の使用時間がしきい値を越えました。

発生条件

装置と周辺装置、GAM(Global Array Manager)のインストール有無、SCSIアレイコントローラ搭載年数の組み合わせにより発生いたします。

PRIMERGY ECONEL40 / RX100 S2 / RX300 S2 / TX200 S2 / TX150 S2 / TX150FT S2
SCSIアレイコントローラ 注意 PG-140D / PG-140D1 / PG-141C / PG-141CL / PG-141C1 / PG-141C1L
GAM(Global Array Manager) インストール済み
SCSIアレイコントローラの搭載年数 搭載から2年以上経過

注意 : RX300 S2を除く

原因

RAS支援サービスにおいて、電池が搭載されないSCSIアレイコントローラであるにも関らず、電池が搭載されていると誤って判断していました。

対象ソフトウェア

RAS支援サービス V4.0L10 または V4.0L11

補足

RAS支援サービスのバージョン確認方法

  1. 「スタート」ボタン次へ「RAS支援サービス」の順にクリックします。

  2. 「RAS支援サービスメインメニュー」のタイトルバーを右クリックします。

  3. 「バージョン情報(RAS Assist Service)(A)」をクリックします。

対象OS

  • Microsoft® Windows ® 2000 Server
  • Microsoft® Windows ® 2000 Advanced Server
  • Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard Edition
  • Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise Edition
  • Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard x64 Edition
  • Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise x64 Edition
  • Microsoft® Windows ® Small Business Server 2003
  • Microsoft® Windows ® Small Business Server 2003 R2
  • Microsoft® Windows Server™ 2003 R2, Standard Edition
  • Microsoft® Windows Server™ 2003 R2, Enterprise Edition
  • Microsoft® Windows Server™ 2003 R2, Standard x64 Edition
  • Microsoft® Windows Server™ 2003 R2, Enterprise x64 Edition

対処方法

最新版のRAS支援サービスの適用

RAS支援サービス for Windows V5.0L10以降を適用していただくことで、回避できます。

RAS支援サービスの最新版はダウンロード検索よりダウンロードすることができます。

設定を変更する

最新版のRAS支援サービスを適用されない場合は、RAS支援サービスの管理コンソールを起動して「電池(RAID Card#01)」の「搭載日」を「空欄」に変更してください。

  1. 「スタート」ボタン次へ「RAS支援サービス」の順にクリックします。

  2. [部品寿命情報 参照・設定]をクリックします。

  3. 電池(RAID Card#01)の[搭載日]を消去して空欄にします。(注1)

  4. 「部品寿命情報 参照・設定」画面で、[OK]をクリックします。

  5. 「搭載日または稼働時間が変更されています。変更を保存してよろしいですか?」と表示されたら、[はい(Y)]をクリックします。

  6. [終了]をクリックし、「RAS支援サービスメインメニュー」を終了します。

注意

装置により、設定が異なります。

ECONEL40、RX100 S2、TX150 S2、TX150FT S2をお使いの場合

[電池(RAID Card#01)]の[搭載日]を空欄にします。

RX300 S2、TX200 S2をお使いの場合

SCSIアレイコントローラカード「PG-142E3」の搭載枚数を調べます。
次の条件に適合する場合は、[電池(RAID Card#01)]の[搭載日]を空欄にします。

注意TX200 S2では、SCSIアレイコントローラカード「PG-140D1」が搭載されていない場合は対処不要です。
注意RX300 S2では、基本キャッシュメモリ変換機構「PG-CU12B1」が適用済の場合は対処不要です。

PG-142E3の搭載枚数 搭載日設定の有無
搭載なし [電池(RAID Card#01)]の[搭載日]が設定されている。
1枚搭載 [電池(RAID Card#01)]と[電池(RAID Card#02)]の[搭載日]が設定されている。
2枚搭載 [電池(RAID Card#01)]、[電池(RAID Card#02)]、および[電池(RAID Card#03)]の[搭載日]が設定されている。

- 以上 -