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PRIMERGY H250

本製品の価格や内容は発表当時のものです。ご了承ください。
本製品の販売や保守サービスに関する現在の状況は、「製品の販売終息と保守サポート終了情報」をご参照ください。

 概要 |  特長 |  仕様 |



特長
高速/高性能、拡張性の高いシステムを実現するアーキテクチャ
最新Xeon™プロセッサを搭載
CPUにIntel社のXeon™プロセッサ2.2GHzを搭載。革新的なNetBurst™マイクロアーキテクチャにより、処理の高速化を実現します。さらに、物理的に1つのプロセッサを論理的な2つのプロセッサとして動作させることが可能なハイパー・スレッディング・テクノロジを採用。マルチスレッド処理をおこなうアプリケーション(データベースなど)での性能向上に大きな効果があります。2CPUまでのSMPに対応し、ハイパフォーマンスなシステムをご提供します。
Xeon™プロセッサ
拡張性に優れた高速/高性能チップセットを採用
400MHz(最大3.2GB/s)の高速フロントサイドバスをサポートするServerWorks社「GC-HEチップセット」を採用することで、Xeon™プロセッサの性能を引き出し、優れたパフォーマンスを発揮します
次世代業界標準I/Oバス「PCI-X」を採用
100MHz 64bit(最大800MB/s)で動作するホットプラグ対応「PCI-X」を2スロットを標準装備。I/Oデバイスへのデータ転送速度が大幅に向上しました。
(注)PCI-Xに対応したカードが必要
高速データ転送を実現する「Ultra160 SCSI」を採用
最大160MB/sの転送速度を持つ「Ultra160 SCSI」の採用(オンボード)、および15,000回転の高速HDDの採用により、高速データ転送を実現。また、73GB大容量HDDの採用により、ホットプラグ対応の内蔵HDDを6台まで搭載し、440.4GBまで拡張できます。さらにオプションの基本ドライブケージ変換機構により、内蔵で最大12台/2チャネルに拡張でき、ディスク負荷分散した高性能ディスクシステムを実現します。
H250のシステムアーキテクチャ
サーバの信頼性を支えるテクノロジ
メモリの信頼性を向上する「Chipkill機能」 、「スペアメモリ機能」をサポート
業界標準(PC1600)DDR DIMMを用いたChipkillメモリ機能をサポート。メモリデータバスの連続した最大4bitに同時にエラーが発生しても訂正し、システム動作を継続させます。また、スペアメモリ機能により、エラーが発生したメモリをスペア用メモリにデータを復元後、システムから切り離すことによって、システムを継続して運転することができます。
ディスクアレイ構成をSCSIアレイコントローラカードで実現
Ultra160 SCSI対応の高性能SCSIアレイコントローラカードを提供。RAID0,1,5,6 のアレイ構成が可能です。
ハードウェアの冗長化による信頼性の向上
ハードディスク、電源ユニット、ファンの冗長化により、ハードウェア故障時のシステムダウンを防止します。ホットプラグ対応により、サーバ運用中でも交換が可能です。また、サーバ運用中にPCIカードの交換が可能な、ホットプラグ対応のPCIスロットをサポートしています。さらにファンの速度が自動的に切り替わる「プロアクティブ・ファン機能」の提供により、低騒音化を実現。ファン故障や周囲温度の上昇により自動的に回転数を上げサーバ内部温度を低下させて信頼性を維持します。
(注)PCIホットプラグはOSによる対応が必要
冗長ファン ハードディスク(ホットプラグ)
サーバ監視ソフト「ServerView」により安定稼動を支援
「ServerView」は、サーバのイメージどおりに状態監視が可能な、サーバ監視ソフトウェアです。「ServerView」により、CPU、メモリ、ハードディスク、ファンの稼働状況、筐体内の温度や電圧等の変位などのサーバステータスを確実に把握。安定稼働を強力に支援し、容易かつ確実なサーバの運用管理を実現します。万が一トラブルが発生した場合も、速やかにサーバ管理者への通知を行うとともに、早期原因究明を支援するため、サーバ情報のロギングやレポーティング機能を提供します。
サーバ監視ソフト「ServerView」
予防保守機能『PDA』によりシステムダウンを未然に防止:
システムダウンの原因となる前兆を的確にとらえ、 「ServerView」で監視コンソールにて通知。対象部品の予防交換により、システムダウンを未然に防ぐことが可能です。
・電源電圧、CPU温度を常時監視
・訂正可能なメモリエラーの異常検知
・「S.M.A.R.T」によるハードディスク内部エラーの統計的監視
・PDA:Pre-failure Detection Analysis
SupportDeskの『リモート通報機能(*)』によりシステム管理者の負荷を軽減:
リモート通報機能を利用すれば、予兆/異常の有無を富士通サポートセンタ(OSC)で監視ができます。これにより、サーバ管理者の負担軽減/トラブル時の迅速な対応が可能です。
*SupportDesk 契約時の基本機能として提供
標準搭載の『リモートサービス機能』により、OSハングアップ時もトラブル通知が可能:
サーバ本体とは独立して動作する『リモートサービス機能』を標準搭載しているため、従来から提供しているサーバ管理機能に加え、遠隔操作によるサーバの電源ON/OFF、およびサーバ自体がダウンまたはOSがハングアップした場合でも、システム管理者にサーバの状態通知等ができます。
クラスタシステムに対応
より信頼性、拡張性の高いシステムが要求される業務に対応するため、当社メインフレーム技術を採用した「SafeCLUSTER」に対応。「Microsoft Cluster Server」を含め、お客様の業務に合わせた最適なクラスタシステムを構築いただけます。小規模クラスタシステム向けディスクアレイ装置「PRIMERGY S60」を提供。低価格、省スペースでのクラスタシステムの構築が可能です。
簡易セットアップツール「ServerStart」により、容易な導入を実現
ハードウェアの設定やOSのインストールを容易に行う簡易セットアップツール「ServerStart」を標準で提供。セットアップの操作を簡略化し、最適なドライバの確実なインストールを行い、容易な導入を実現します。
ServerStart
省スペース化の実現
ラックマウントタイプの提供
ラックマウント変換機構により、ペディスタルタイプをラックマウントタイプに変更して提供可能です。各種ラックを提供し、オフィスでの省スペース化を実現しました。

お客様のニーズに合わせて組み立て、お届けするサービスを実施
PRIMERGYでは、全モデルでカスタムメイドを実施。基本タイプに、メモリ、ディスク等のオプション製品を実装して出荷することが可能です(無償)。また、ラックへのお客様のご要望に応じた搭載サービス、ハードディスクの様々なRAID設定サービス等をカスタムメイドセンターにて実施する「カスタムメイドプラスサービス」(有償)を提供しております。これらのサービスにより、お客様の導入時における作業と時間を軽減・短縮し、お客様に最適なシステム構成を無駄なく組むことが可能です。