
門田先輩と情くんは(株)
システムズのシステム営業マン。お客様システムの課題解決のため、コンビで東奔西走しています。新人の情くんは課題の読みが甘くて、システム営業10年目の門田先輩にどやされっぱなしの日々。
さて、今日の訪問先は全国に5つの営業拠点をもつ中堅メーカー様。システム担当者はトラブルが発生するたびに全国から呼び出され、すっかり疲弊しているもよう。更に上長からはコスト削減の要望まで飛び出して…?
掲載日: 2012年3月16日
その場しのぎで増設されたバラバラのサーバが各拠点に散在
- 散在・乱立するサーバの管理が大変で、システム担当者の負荷が高い
- ついでにコスト削減もしたい!



たくさんサーバがあって大変?ならまとめちゃえ!
先輩~、将棋って何のコトですかぁ?
というか運用の負荷削減とコスト削減を一気に解決~、なんてできるんですかね??
将棋の件はまたあとのお楽しみ!まずは課題の整理からはじめましょう。
管理者の負荷が高い。コストがかかっている。これには理由があるはずですよね。
まずそれを書き出してみましょう!さぁ、情くん!
ハ、ハイッ!うーんと、今までの話を整理するとこんなところでしょうか?
【管理者の負荷が高~い理由】
- メーカーも機種も管理方法もバラバラのサーバが全国あちこちの拠点に散在している
- トラブル時には地方から突然の呼び出しも!
- おかげで本来業務に集中できない!
【コストがかかっちゃってる理由】
- 管理者がトラブル対応で出張するたびに交通費・工数が発生
- サーバ台数分の保守費用・電気代・スペースが必要
- 似たようなシステムをあちこちのサーバで動かしている。二重投資の可能性も?
運用負荷とコストが高いという課題の根本にあるのは「メーカーも機種も管理方法も置き場所もバラバラのサーバがあちこちにある」ということです!
これが全ての原因と考えると…サーバをまとめて管理すればいいのではないでしょうか?
あら、今回は意外とあっさりついてきたわね。アタリよ!
「サーバ集約」こそが、お客様の課題の解決策です!
そしてハードウェアにはブレードサーバをオススメします。
なるほど、サーバ集約ですか!
でも何故ブレードサーバなんでしょう?タワーやラックマウントよりいい理由があるんですか?
ブレードサーバは、シャーシと呼ばれる筐体にブレード(刀)のような薄いサーバを差し込んで使用します。ラックマウントよりも更に高密度なので、散在するサーバを一箇所にまとめるのにはぴったりなんです!
増設時やトラブル時、メンテナンスも一か所で対応できるし、省スペース・省電力にもつながりますよ!
増設もとっても簡単で、空いているシャーシにブレードを追加するだけでOKです。
ほ~、ブレードサーバねぇ。でもなんとなく高そうなイメージだなぁ。
確かに、単純にタワー型サーバを拠点ごとに新規導入する場合より初期導入費用がかかりますが、ブレードサーバに集約することで運用費用が削減できるんです!こちらの図をご覧ください。ブレードサーバの導入と、その後の運用にかかる費用のイメージです。

導入後は運用費が抑えられるわけですから、トータルでみればかなりのコスト削減が期待できますよ!
ちなみに、今はどれくらいの頻度で出張されてるんですか?交通費だけでもけっこうかかりますよね。
そうですねぇ、毎月すべての地方拠点に出張したとして、1年分の交通費を計算すると…
ヒェーッ!けっこうな金額だったんですね。。
サーバ集約すればもう全国からの呼び出し電話にビクビクしないで済むんですね…
管理しやすく将棋にも強い!?ブレードサーバ「PRIMERGY BX400」
でもブレードサーバの管理ってどうなんでしょう?物理的には1台になっても、その中にいくつもサーバが入ってるわけだから、管理が大変なんじゃないですか?
おっしゃる通り、ブレードサーバでは管理が重要です!
そこで富士通のブレードサーバ FUJITSU Server PRIMERGY BX400をオススメします!
「PRIMERGY BX400」にはシャーシの管理機能を司るマネジメントブレードというものが搭載されているんです。通常の運用はWeb画面から、マシンルームではLCDパネル(注1)からグラフィカルなユーザインターフェースで直観的に操作できます。国内メーカーの製品ですから、もちろん日本語対応ですよ!
(注1)オプション製品。フロアスタンドキット適用時は標準搭載。
日本語でオッケーなんですか!英語だと分かりづらかったんでそれは嬉しいですね~。
日本語対応はうれしいですねぇ。私も英語はどうも苦手でして…。
更にサーバの運用管理をサポートするソフトウェア群
「FUJITSU Software ServerView Suite」をあわせて導入していただくと、より安心・確実・簡単な運用が可能になります!既にご導入いただいたお客様からはこんな点を評価いただいているんですよ。
ところでお客様、コンピュータ将棋ソフトが米長邦雄永世棋聖との対局に勝利したというニュースをご存じですか?
なんと、その対局で使用されたサーバは「PRIMERGY BX400」なんです!
そうなんですか?それはすごい!
実は私、将棋が好きでね~。
コンピュータが永世棋聖に勝利するなんて未来の話のようだと思いましたよ。
その将棋ソフトの名前は、ベースとなったオープンソースの将棋ソフト「Bonanza(ボナンザ)」と、並列コンピュータを意味する「クラスタ」を組み合わせた造語で「ボンクラーズ」というんです。
「ボンクラーズ」は「PRIMERGY BX400」を6台使用したPCクラスタシステムにて、1秒間に約1,800万手もの指し手を読むことができるそうです。
ブレードサーバ「PRIMERGY BX400」の性能がお分かりいただけると思います~!
「小」「静」「省」の3拍子!オフィスへの設置も快適
「PRIMERGY BX400」の性能はよく分かったけど、と言うことは電力消費もかなりのものになるんじゃないですか?
今はもう夏だけじゃなく、通年で省電力という流れに我が社はなっとるですよ。
ご安心ください!ブレードサーバ「PRIMERGY BX400」はとっても省エネルギーなんですよ。
タワー型サーバと比較した場合、電力消費量は約25%減、電気代に換算すると月々4,382円もおトクなんです。

あとあとっ、専用ラックが不要でしかも静かっていう特長もあるんです!
フロアスタンドを利用すれば、タワー型サーバ約1.4台分(注2)のスペースに最大で8サーバを設置できますし、稼働音はなんと図書館レベルの約45dB(注3)!サーバルームがいらないのはもちろんのこと、オフィスの机の下にだって置けちゃいますよ。
(注2)「PRIMERGY BX400」フロアスタンドキットは「PRIMERGY TX300」の設置面積の約1.4台分。
(注3)低騒音モードに設定した場合。
ちょっと!ボクだって学習するんですよ~!前回の雪辱っす。。
よし、ブレードサーバでサーバ集約、コレでいこう!よかった、本当によかったな!
サーバ集約に最適!
コンパクト・低騒音・省エネで
オフィスでも快適な
ブレードサーバ FUJITSU Server
PRIMERGY BX400

サーバ集約に最適な高密度設計。増設時やトラブル時、メンテナンスも一か所で対応できます。

直観的に操作できる管理インターフェース。日本語にも対応!更に監視ソフト「ServerView Suite」の導入でより安心な運用を実現。

コンパクト・低騒音・省エネ!フロアスタンド型なら机の下にも置けて、オフィスへの設置も快適。





今回は解決策を「サーバ集約」と見抜いたり、製品の特長を説明できたりで、なかなか悪くなかった情くん。
今夜はごほうびってことで、前から挑戦したかった大盛りラーメン中なのであった。しかしひとつ気になることが…
最後に先輩がお客様に
更にシステム拡張をお考えでしたら、次のステップとして「仮想化」をご提案させていただきます!
とか言ってたけど、サーバ集約の効果も上がってるんだし、この上更に仮想化って本当に必要なのかなぁ?
ゲフッ、食べ過ぎちゃったかな。。お腹が落ち着くまでマスターのところに寄ってこーっと。

帰り道、情くんは疑問符だらけのアタマで「本質博士の仕事術」のページをめくるのだった…。
えーと、マスターが言ってたのはこれだな!第3回「仕事の定義と改善方法」。
「ヒト、モノ、カネ、そして時間。これらは限りある資源です。ビジネスのポイントは、これら有限な資源をいかに有効に活用し成果に結び付けるかにあると言えましょう。

う~~ん、方程式か。数学はニガテだったんだよな~。マンガがついててよかった…

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