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JEITAバッテリ動作時間測定法・測定条件 【Windows 10】(2018年下期モデル)

測定法

JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)に準拠し、測定法a, bの結果の平均値を駆動時間としています。
駆動時間=(測定法a+測定法b)/2

※以下の設定条件はコントロールパネル表示方法が「カテゴリ」でのもの。
測定法a <条件>

  1. (1)「映画&テレビ」にて、JEITA2.0測定用動画(格納場所:内蔵HDD<C:\Videoフォルダ>)を再生する。
  2. (2)「映画&テレビ」を全画面表示にする。
  3. (3)プレイヤーの音量を「ミュート」に設定する。
  4. (4)リピートを「オン」に設定する。
  5. (5)再生状態で15分放置後、ACアダプタを抜いて測定を開始する。

測定法b <条件>

  1. (1)2時間放置後 ACアダプタを抜いて測定を開始する。

測定法a、b<共通条件>

設定1:事前準備を行う

パソコンをご購入時の状態に戻す。

設定2:BIOS関連の設定

<ARROWS Tab Q509/VE,Q509/VB>

起動時の「FUJITSU」ロゴ画面で「F2」キーを押下しBIOSメニューを起動する。

  1. (1)「Internal Device Configurations」にて、以下以外の項目をすべて「Disabled」に設定する
    • Wireless LAN
  2. (2)「Miscellaneous Configurations」→「Battery charging voltage」:「Normal voltage mode」に設定する

<LIFEBOOK S938/V,S938VX>

起動時の「FUJITSU」ロゴ画面で「F2」キーを押下しBIOSメニューを起動する。

  1. (1)「詳細」→「各種設定」→「自動Save To Disk」:「オフ」に設定する。

設定3:画面表示関連の設定

  1. (1)「個人設定」を、以下に設定する。
    「ハイコントラストテーマ」:「ハイコントラスト 白」
    「デスクトップの背景」:「白」
    「スクリーンセーバーの設定」:「なし」
    「デスクトップ アイコンの設定」:アイコンのチェックをすべて外す
  2. (2)デスクトップに表示されているアイコンについて表示しない状態にする。
  3. (3)コントロールパネルの「ディスプレイ」→「ディスプレイ設定の変更」→「詳細設定」→「モニター」タブで「画面のリフレッシュレート」を最小の値に設定する。

<LIFEBOOK S938/V,S938VX>

  1. (1)「個人用設定」を、以下に設定する。
    「テーマ」→「ハイコントラスト設定」→ハイコントラストをオンにする→テーマの選択「ハイコントラスト 白」
    「背景」→「背景」を「単色」に設定して背景色の選択で「黒」を選択
    「ロック画面」→「スクリーンセーバー設定」→「スクリーンセーバーの設定」:「なし」
    「テーマ」→「デスクトップアイコンの設定」→「「デスクトップ アイコン」:アイコンのチェックをすべて外す
  2. (2)デスクトップに表示されているアイコンについて表示しない状態にする。

設定4:画面表示関連の設定(2)

<ARROWS Tab Q509/VE,Q509/VB>

  1. (1)「インテル® HDグラフィクス」→「電源」→「バッテリー駆動」にて「グラフィックス電源プラン」:「最長バッテリー駆動時間」に設定する。
  2. (2)ディスプレイ省電力テクノロジ:無効に設定する

<LIFEBOOK S938/V,S938VX>

  1. (1)「インテル® HDグラフィクス」→「電源」→バッテリ駆動の「パネル・セルフリフレッシュ」を有効にする。
  2. (2)「ディスプレイ省電力テクノロジー」を有効にし、最長バッテリー駆動時間に設定する。

設定5:タスクバーの設定

  1. (1)「タスクバーのプロパティ」→「タスクバー」タブ:「タスクバーを自動的に隠す」に設定する。
  2. (2)「タスクバーのプロパティ」→通知領域の「カスタマイズ」→「システムアイコンのオン/オフ」:すべて「オフ」に設定にする。
  3. (3)タスクバーのアイコン:「タスクバーからピン留めを外す」に設定する。

設定6:通知関係の設定

  1. (1)タスクバーのアクションセンターにて通知をオフに設定する。
  2. (2)コントロールパネルの「セキュリティとメンテナンス」→「セキュリティとメンテナンスの設定を変更」にてグレーアウトされていないチェックボックスを全てオフにする。

設定7:セキュリティーソフトのアンインストール

「マカフィー リブセーフ – インターネットセキュリティ」をアンインストールする。

設定8:オーディオ関連の設定

  1. (1)「サウンド」→「再生」タブの「スピーカー」の「プロパティ」を、以下に設定する。
    • 「レベル」タブ:すべてのスピーカーアイコンをミュート
    • 「全般」タブの「デバイスの使用状況」:「このデバイスを使用しない(無効)」
  2. (2)「サウンド」→「録音」タブの「マイク」の「プロパティ」を、以下に設定する。
    • 「レベル」タブの「マイク」:「ミュート」
    • 「聴く」タブの「電源の管理」:「自動的に無効にして電力を節約する」

設定9:電源オプションの設定

  1. (1)「電源オプション」→「省電力」の「プラン設定の変更」を選択し、以下の様に設定する。
    • 「バッテリ駆動」:ディスプレイの電源を切る「適用しない」 / コンピューターをスリープ状態にする「適用しない」
    • 「電源に接続」:ディスプレイの電源を切る「適用しない」 / コンピューターをスリープ状態にする「適用しない」
  2. (2)「電源オプション」→「省電力」→「プラン設定の変更」の「詳細な電源設定の変更」を、以下に設定する。
    • 「復帰時のパスワードを必要とする」:「いいえ」
    • 「ハードディスク」→「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」:「1分」
    • 「InternetExplorer」-「JavaScriptタイマーの間隔」:「最大限の省電力」
    • 「デスクトップの背景の設定」→「スライドショー」:「一時停止」
    • 「ワイヤレス アダプターの設定」→「省電力モード」:「省電力(高)」
    • 「スリープ」→「次の時間が経過後スリープする」:「なし」
    • 「スリープ」→「ハイブリッドスリープを許可する」:「オフ」
    • 「スリープ」→「次の時間が経過後休止状態にする」:「なし」
    • 「スリープ」→「スリープ解除タイマーの許可」:「無効」
    • 「USB設定」→「USBのセレクティブサスペンドの設定」:「有効」
    • 「Intel Graphics Settings」-「Intel Graphics Power Plan」:「Maximum Battery Life」
    • 「電源ボタンとカバー」→「カバーを閉じたときの操作」:「何もしない」
    • 「電源ボタンとカバー」→「電源ボタンの操作」:「何もしない」
    • 「電源ボタンとカバー」→「スリープボタンの操作」:「何もしない」
    • 「PCI Express」→「リンク状態の電源管理」:「最大限の省電力」
    • 「プロセッサの電源管理」→「最小のプロセッサの状態」:「0%」
    • 「プロセッサの電源管理」→「システムの冷却ポリシー」:「パッシブ」
    • 「プロセッサの電源管理」→「最大のプロセッサの状態」:「0%」
    • 「ディスプレイ」→「次の時間が経過後ディスプレイの電源を切る」:「なし」
    • 「ディスプレイ」→「ディスプレイ暗転時の明るさ」:「0%」
    • 「ディスプレイ」→「自動輝度調整を有効にする」:「オフ」
    • 「マルチメディアの設定」→「メディア共有時」:「コンピューターのスリープを許可する」
    • 「マルチメディアの設定」→「ビデオの再生時」:「省電力の最適化」
    • 「バッテリ」→「バッテリ切れの操作」
      • 「バッテリ駆動」:「シャットダウン」
      • 「電源に接続」:「何もしない」
    • 「バッテリ」→「低残量バッテリの動作」:「何もしない」
    • 「バッテリ」→「低残量バッテリの通知」:「オフ」

<ARROWS Tab Q509/VE,Q509/VB>

  • 「バッテリ」→「低残量バッテリのレベル」:「0%」
  • 「バッテリ」→「バッテリ切れのレベル」:「100%」
  • 「バッテリ」→「省電源移行バッテリレベル」:「0%」

<LIFEBOOK S938/V,S938VX>

  • 「バッテリ」→「バッテリ切れのレベル」 「バッテリ駆動」:「1%」 「電源に接続」:「1%」
  • 「バッテリ」→「低残量バッテリの通知」 「バッテリ駆動」:「オフ」 「電源に接続」:「オフ」
  • 「バッテリ」→「低残量バッテリの動作」 「バッテリ駆動」:「何もしない」 「電源に接続」:「何もしない」
  • 「バッテリ」→「省電源移行バッテリレベル」 「バッテリ駆動」:「0%」 「電源に接続」:「0%」

設定10:画面の明るさの設定

<ARROWS Tab Q509/VE,Q509/VB>
画面の明るさを34%に設定する

<LIFEBOOK S938/V,S938VX>
「LCD輝度」を50%(下から6番目)に設定する

設定11:ユーザーアカウント制御の設定

「ユーザーアカウント」→「ユーザーアカウント制御設定の変更」:「以下の場合でも通知しない」に設定する。

設定12:システムの設定

「システム」→「システムの詳細設定」を、以下に設定する。

  • 「詳細設定」タブ→「パフォーマンス」の「設定」→「視覚効果」タブ:「パフォーマンスを優先する」
  • 「システムの保護」タブ→「ローカルディスク(C:)(システム)」→「構成」→「設定の復元」:「システムの保護を無効にする」
  • 「リモート」タブ:「このコンピューターへのリモートアシスタンス接続を許可しない」を選択する。

設定13:セキュリティ関係の設定

  1. (1)「Windows ファイアウォール」→「Windowsファイアウォールの有効化または無効化」を、以下に設定する。
    • 「プライベートネットワークの設定」:「Windows ファイアウォールを無効にする」
    • 「パブリックネットワークの設定」:「Windows ファイアウォールを無効にする」

設定14:サービスの設定

  1. (1)「インデックスのオプション」→「変更」→「インデックスが作成された場所」→「選択された場所の変更」:すべてのチェックを外す
  2. (2)「管理ツール」→「サービス」→「Windows Firewall」→「プロパティ」を、以下に設定する。
    • 「スタートアップの種類」:「無効」
    • 「サービスの状態」:「停止」
  3. (3)「管理ツール」→「サービス」→「Windows Search」→「プロパティ」を、以下に設定する。
    • 「スタートアップの種類」:「無効」
    • 「サービスの状態」:「停止」
  4. (4)「管理ツール」→「サービス」→「Windows Update」→「プロパティ」を、以下に設定する。
    • 「スタートアップの種類」:「無効」
    • 「サービスの状態」:「停止」
  5. (5)「管理ツール」→「イベントビューア―」→「アプリケーションとサービスログ」→「Microsoft」→「Windows」を、以下に設定する
    • 「Windows」フォルダ内にあるフォルダを開き、表示された項目:「ログの無効化」
      ※「Windows」フォルダ内にあるすべてのフォルダの項目について、「ログの無効化」を行う

設定15:タスクスケジューラの設定

「管理ツール」→「タスクスケジューラ」にて、アクティブなタスクに表示されているタスク:ステータスパネルスイッチ関連以外の変更可能なタスクをすべて「無効」に設定する

設定16:システム構成の設定

  1. (1)「システム構成」→「サービス」で「Microsoftのサービスをすべて隠す」のチェックをつけた後、「FJStatusPanel SwitchDaemon」,「FUJ02E3Service」,以外のチェックを外す。
  2. (2)「システム構成」→「スタートアップ」で「Realtek HD オーディオマネージャ」,以外を無効に設定する。

設定17:ステータスパネルスイッチの設定

「ステータスパネルスイッチ」→「CPUパフォーマンス」:「低」に設定する。

設定18:無線LAN関係の設定

<ARROWS Tab Q509/VE,Q509/VB><LIFEBOOK S938/V,S938VX>
パソコンを外部ネットワークに接続されていない無線LANアクセスポイントに接続した状態する。
その他の無線(BluetoothやWWANなど)については設定なし(BIOSメニューでDisable)

設定19:ディスクのデフラグの設定

「ローカルディスク(C:/D:…)のプロパティ」→「ツール」→「最適化」にて「スケジュールされた最適化」をオフに設定する。

設定20:バッテリー節約機能

「設定」→「システム」→「バッテリー節約機能」にてバッテリー節約機能の設定から自動的にオンになるバッテリー残量を100%に設定し、節約の機能がオンの時に画面の明るさを下げるのチェックを外す
その後、バッテリー駆動状態にしてからバッテリー節約機能の状態をオンに設定する。