プリンタドライバで追加された新機能、修正内容

本ページでは、Printia XL プリンタドライバ V3.1/V3.2/V4.1/V4.2/V5.1/5.2/V7.1/V7.2からV10.00およびV11.00で新しく追加された機能、修正内容について説明します。

新しく追加された機能

Windowsファイアウォール機能対応（V11.00以降）

Windows® XP Service Pack2 およびWindows Server® 2003 Service Pack 1 のWindowsファイアウォール機能に対応しました。これに伴い、Windows® XP Service Pack 2 のようにWindowsファイアウォール機能が自動的に有効となる環境でも、クライアント上でPrintianaviの機能（印刷中のステータス表示やプリンタの状態表示など）を使用できるようになりました。

［イメージ図］

プリントサーバへのステータス表示機能

Printianavi のステータスをプリントサーバ側に表示する機能です。クライアント側に表示せず、プリントサーバ側でステータス管理を行う場合に使用します。

Printianavi 設定のプリントサーバ優先機能

クライアント側の設定（メッセージ表示先、Interstage Print Manager との連携有無など）を無効とし、プリントサーバ側での [Printianavi]タブ内の動作指定を優先させ、環境全体の設定を簡単に統一することができます。
（WindowsNT® 4.0、Windows® 2000、Windows® XP、Windows Server® 2003 をプリントサーバとした場合のみ使用できます）
「プリントサーバへのステータス表示機能」と組み合わせて使用することで、すべてのクライアントからの印刷中ステータスをプリントサーバ上で一括管理することができるようになります。

メッセージ連携サービスのサポート

Printianavi ネットワーク連携ユーティリティを使用せずにクライアント－プリントサーバ間の Printianavi のステータスを表示することが可能となりました。
（V3.1/V4.1 のプリンタドライバをご使用だった場合）

ユーザ定義トレイ機能

従来の「拡張スタッカ登録機能」に加え、一時的に排紙トレイを指定する機能を追加しました。
（拡張スタッカ対応機種のみ）

片面印刷時のとじしろ設定

片面印刷時にも、とじしろ位置やとじしろ量を設定することができるようになりました。
（V3.1/V4.1/V3.2/V4.2 のプリンタドライバをご使用だった場合）

定形横置き用紙を縦置きに印刷する

通常は給紙トレイに横置きに設置する用紙を、縦置きに設置して印刷することができるようになりました。
（V3.1/V3.2/V4.1/V4.2/V5.1/V5.2 のプリンタドライバをご使用だった場合）

［グラフィックス］タブ

WindowsNT® 4.0、Windows® 2000、Windows® XP、Windows Server® 2003 においても、Windows® 98、Windows® Me と共通のインターフェースを使えるようになりました。
（V3.1/V3.2/V4.1/V4.2/V5.1/V5.2 のプリンタドライバをご使用だった場合）

アプリケーションからの解像度指定

ドライバが印刷する解像度を、アプリケーションから指定することができるようになりました。
（V5.1/V5.2/V7.1/V7.2 のプリンタドライバをご使用だった場合）

白黒2値での印刷

色付きの文字や図形をグレー化せず、常に白黒2色で印刷します。CAD図面などを印刷する際に用いると、色付きの線や指示文書が黒で印刷できるため、見やすい結果を得ることができます。

MetaFrame サポート

Citrix® MetaFrame®環境下のマッピングプリンタでの使用をサポートしています。プリンタドライバが MetaFrame環境を自動認識し、環境に適した動作を行います。クライアント側に Printianavi のステータスを表示することも可能です。

ネットワーククライアント環境の自動認識

ネットワーククライアントで本プリンタドライバを使用する場合、プリンタドライバが環境を自動認識し、推奨の設定に自動変更します。設定を後から変更することも可能です。
（ドライバセットアップで「既存のドライバを更新する」を使用した場合には、以前の設定が引き継がれます。）

［推奨設定］

ステータスの表示先：プリントサーバ
到着通知パネルと連携する：チェックなし
印刷中のステータス表示：表示しない

Interstage Print Manager 環境の自動認識

Interstage Print Manager の高信頼リモートプリンタとして本プリンタドライバを使用する場合、プリンタドライバが環境を自動認識し、推奨の設定に自動変更します。設定を後から変更することも可能です。
（ドライバセットアップで「既存のドライバを更新する」を使用した場合には、以前の設定が引き継がれます。）