Citrix製品, Windows ターミナルサービス環境へのプリンタドライバのセットアップ
(FUJITSU Printer XLシリーズ モノクロページプリンタ)
プリンタマッピングを利用してプリンタを自動作成するため、以下の手順によりセットアップを行います。
サーバ環境の設定手順
- Citrix XenDesktop/XenApp (旧称:Presentation Server,MetaFrame)サーバ環境用に提供されている専用ドライバ(MetaFrame版ドライバ)がある場合は、これをプリンタの追加機能などによりインストールします。
専用ドライバが提供されていない場合は、プリンタ製品添付、または「ドライバダウンロード」よりダウンロードできるWindows用ドライバをインストールします。
- 手動でのドライバ割り当てが必要となる場合は、以下により環境の設定を行います。
割り当ての必要がない場合は、以上でセットアップは完了です。
MetaFrame 1.8
- system32フォルダに"wtsuprn.inf"があるか調べます。
ファイルがある場合は手順2.へ進みます。
ファイルがない場合はプリンタドライバに添付されている"wtsuprn.inf"をsystem32フォルダにコピーします。この場合、2.以降の設定は不要です。
- system32フォルダにある"wtsuprn.inf"と、プリンタドライバに添付されている"wtsuprn.inf"をメモ帳などで開きます。
- プリンタドライバに添付されている"wtsuprn.inf"の以下の内容を、system32フォルダにある"wtsuprn.inf"の最後に追加します。以下はV2.2L23ドライバの場合です。
"FUJITSU XL-2500" = "FUJITSU XL-2500 (FJ)"
"FUJITSU XL-5200" = "FUJITSU XL-5200 (FJ)"
"FUJITSU XL-5300" = "FUJITSU XL-5300 (FJ)"
"FUJITSU XL-5700" = "FUJITSU XL-5700 (FJ)"
"FUJITSU XL-5800" = "FUJITSU XL-5800 (FJ)"
"FUJITSU XL-6000" = "FUJITSU XL-6000 (FJ)"
"FUJITSU XL-6000 (+8MB)" = "FUJITSU XL-6000 (+8MB) (FJ)"
"FUJITSU XL-6500" = "FUJITSU XL-6500 (FJ)"
"FUJITSU XL-6500 (+4MB)" = "FUJITSU XL-6500 (+4MB) (FJ)"
"FUJITSU XL-6600" = "FUJITSU XL-6600 (FJ)"
- 編集した"wtsuprn.inf"を保存します。
MetaFrame XP
- スタートメニューより「Citrix管理コンソール」を起動し、“プリンタの管理”-“ドライバ”を選択します。
- “操作”メニューより“プリンタの管理”-“割り当て”を選択します。
- [追加]ボタンをクリックし、表示されるダイアログに割り当てする内容を入力します。以下はXL-5800の場合の例です。
クライアントドライバ:FUJITSU XL-5800
サーバドライバ:FUJITSU XL-5800 (FJ)
- [OK]ボタンをクリックして行き、「ドライバの割り当て」ダイアログを閉じます。
クライアント環境の設定手順
- プリンタ製品添付、または「ドライバダウンロード」よりダウンロードしたWindows用ドライバをプリンタの追加機能などによりインストールします。
(注:クライアント環境にはMetaFrame版ドライバをインストールしないようにしてください。)
- 接続用のアプリケーションによりサーバと接続すると、プリンタマッピングによりドライバが自動的に作成されます。
ドライバが作成されない場合は、サーバ環境にプリンタマッピングが行えるドライバのインストール、環境の設定が行われているか確認してください。