単票セット時には、用紙傾きを自動で補正します。また、単票や連続紙の用紙セットの位置に関わらず、用紙の左端を検出して印字開始位置を決める機能を搭載。印字位置を気にせず用紙をセットできます。
プリンタの設置場所に合わせて、フロント/リアの2通りの給紙口が選べるマルチ給紙方式を採用。
FMPR5630/5430/5130は、オプションのカットシートフィーダを前後に装着でき、最大8通りの用紙搬送ルートに対応。
単票印刷に関しては前後どちらにでも給排紙方向を選択できるので、設置場所に応じて柔軟に対応することができます。
(注)FMPR5130は、オプションのトラクタユニットを増設することで、8通りの用紙搬送ルートに対応。
(注1)単票複写紙を使用する場合には、手差し・フロントカットシートフィーダでは後方に、リアカットシートフィーダでは手前に用紙を排出してください。
(注2)FMPR5630/5430は、トラクタユニットをフロント/リアに標準装備。FMPR5130はトラクタユニットをフロントに標準装備し、フロントのトラクタユニットをリアに付け替える、またはオプションのトラクタユニットをリアに装着することが可能です。
カットシートフィーダから給紙した用紙を一旦手差し口に排出させた後、手差し口から再吸入し、傾きと正確な位置補正を行ない印字を開始する「スイッチバック機能」を搭載。 高精度な用紙送りを必要とするプレプリント単票への印刷に最適です。
(注)上記イメージは前排出の例です。
連続用紙の印刷開始時にも用紙を後退排紙させ、再吸入後、用紙先端、用紙厚さ等を補正してから印刷を行う「精度優先モード」など、印字精度を要求する帳票フォーマットに最適な用紙送り制御を搭載しています。
リモートパネル画面
用紙なしなどエラー内容/対処方法を通知するFMPRモニタ機能、プリンタの給紙口の設定、各種印刷モードの設定をパソコン上で行えるFMPRリモートパネル機能など、より使いやすい操作性を実現しました。
(注)FMPR2000Gはリモートパネルのみ。
印刷終了時に連続用紙のミシン目位置を用紙カット可能位置まで自動的に送り待機します。 印刷後の用紙は、常にカット可能な位置にあるため迅速にカットでき次の印刷業務を開始することができます。
連帳用紙のページ長は通常1インチ以上で1/6インチ単位となっていますがドライバの用紙長設定で誤ってmm単位で設定した場合でも、プリンタ内部で1/6インチ単位に近似するため、印字ズレの頻度が軽減されます。
フロントとリアにセットした用紙の切り替えもプリンタドライバを使い、パソコン上の設定で簡単に変更できます。 また用紙の厚さに合わせて、印字ヘッドと用紙の間隔を調整する「自動紙圧調整機構」を装備しているため、用紙切り替え時にプリンタ本体を操作することなく、作業効率を大幅にアップできます。
印刷が開始されると、プリンタの状態を示すアイコンをパソコンの画面上に表示します。「印刷中」「エラー状態」などが、ひと目で確認できます。また、アイコンをクリックすると「ステータス表示」画面がポップアップされ印刷中のジョブの状態、エラー発生時にはエラー内容/対処方法を確認できます。
印刷中にエラーが発生すると「ステータス表示」画面をパソコンの画面上にポップアップ表示。「用紙なし」や「紙づまり」などのエラー発生時には印刷中のジョブの一時停止や削除、エラー解除時には印刷を再開するページを指定することもできます。
従来、LAN接続のみで可能だったリカバリー機能を、パラレル・USB接続時でも可能にしました。
FMPRnavi/FMPRnavi2と、Fujitsu Software Interstage Print Managerを連携することで、印刷中のプリンタの状態、印刷完了ページ数、印刷完了などをFujitsu Software Interstage Print Managerから監視したり、印刷中のジョブの削除、保留、退避などの操作をすることができます。また、管理者端末、印刷クライアントなど、プリンタと離れた場所のパソコンにもメッセージを表示することができます。
(注1) 「FMPRnavi」を使用する際には、FMPR3020にオプションのLANカード(FMPR-LN3)を搭載する必要があります。
(注2) 「FMPRnavi2」を使用する際には、FMPR5630/5430/5130にオプションのLANカード(FMPR-LN4)を搭載する必要があります。