Windows 10移行後の運用軽減を実現する
「プロビジョニング活用モデル」
Windows 10へ移行済のお客様
移行後に、このようなことでお悩みでないですか?
- OSアップデートの度にマスター作成の手間がかかってしまう・・・
- 利用部門でPCの設定が異なるので、マスター管理がバラバラに・・・
企業が抱える主なWindows 10 -PCの運用課題-
- 課題1OSアップデート都度のマスター設計の負荷が大きい
- 課題2更新時のPCのモデルごとのマスター設計・管理が大変
- 課題3Microsoft Storeアプリがマスターでは展開できない
課題1OSアップデート都度のマスター設計の負荷が大きい
OSアップデートの都度、新たにマスターを設計しなおす必要があり、設計・検証の費用・作業だけでなく、過去のマスターの管理も大きな負荷となります。
更新のたびに適宜マスターを最新化、多大な工数がかかります
Windows 10では半期毎に大型アップデートが繰り返され、その都度、マスターの再作成などの対応が必要となる
課題2更新時のPCモデルごとのマスター設計・管理が大変
マスター設計で運用すると、OSアップデートに加えて、業務・職種ごとに採用された多種の
PCモデルごとに設計をする必要があります。
さらに、同じモデルであっても、利用部門によって設定や導入アプリケーションが異なる場合には、マスターを別に作成、管理が必要となります。
また、PCのリプレースや追加調達の際にも、機種・モデルが変われば、マスターは枝分かれすることとなり、IT管理者は全ての管理を行うことになります。
リプレースなどのタイミングで新機種を調達する度に…
利用用途が同じ(基本設定が同じ)であってもそれぞれマスターを作成しなければいけない(ドライバが違うなど)
さらに、OSアップデートにより、
管理すべきマスター数は膨大に!!
課題3Microsoft Storeアプリがマスターでは展開できない
お客様により、Microsoft Storeアプリを利用しているケースも増えてきております。
しかしながら、マスターによるクローニングの方法ではMicrosoft Storeアプリのインストールはできません。
Microsoft Storeのアプリをご利用のお客様は今後の運用について検討が必要です。
Microsoft Storeには
働き方改革のためのアプリケーションが多数
Microsoftのアプリケーションをはじめ、
ビデオ会議やビジネスチャットなど、
働き方改革のためのコラボレーションアプリを利用されているお客様は対策が必要です。
Windows 10移行後の運用軽減を実現する
「プロビジョニング活用モデル」
富士通エフサスのプロビジョニングサービスで
Windows 10搭載PC運用を効率化
プロビジョニングとは、Windows 10から登場した新たなPC初期設定の展開手法です。
Microsoft社が提供するWindows構成デザイナー(Windows Assessment and DeploymentKit)を使用し、プロビジョニング・パッケージを作成します。
IT管理者またはユーザは、このプロビジョニング・パッケージをPCで実行することで、必要な設定やアプリケーションのインストールなどが完了します。
従来のマスター展開ではPC各機種ごとにパターンを作成する必要がありましたが、
プロビジョニングサービスは機種依存がないため、マスタ管理、キッティング作業の運用負荷が軽減されます。
解決!OSアップデート都度のマスター設計
- プロビジョニングなら、OS部分は更新不要です。
- OSアップデート都度対応する必要は原則ありません。
- OSアップデートの際にも、原則新しいプロビジョニング・パッケージを作成のみです。
解決!Microsoft Storeアプリ
- プロビジョニングなら、Microsoft Storeアプリのインストールも可能です。
- 社内アプリケーション含め、既存のアプリケーションも、
プロビジョニング・パッケージで自動インストールも可能です。
解決!PCモデルごとのマスター設計
- プロビジョニングなら、機種やモデルを問わずにすべてのPCに適用可能です。
- 業務や職種による微調整も、プロビジョニング・パッケージを修正で対応できます。
- 膨大なパターンのマスター管理に悩まされることはありません。
解決!PCモデルごとのマスター設計
- プロビジョニングなら、PC不具合時の再インストールもなくなります。
- ※Windows 7までは、PC不具合時にOSの再インストールが必要な場合がありましたが、 Windows 10では以前のビルドに戻すなど、復元方法が増えています。
プロビジョニング方式とは
OS部分を除いた設定情報と、アプリ情報のみをパッケージ化して配布します。USBメモリ等でも各PCにパッケージ配布が可能です。
メリット
- 機種依存がないため、複数メーカ、機種多様のケースは劇的に工数削減
- 従来の方法とは異なり、OSイメージの作成/管理が不要
- OS以外のパッケージ化はダブルクリックのみで簡単
(誰でも適用可能) - 有償製品を追加で購入する必要がない 等々
デメリット
- 設定可能な項目に一部制限あり
(画面での手動設定が必須の項目 等)
プロビジョニング・パッケージで設定できる主な項目例
ホスト名、プロダクトキー、ネットワーク設定(有線/無線)、電源オプション、
スタート画面のレイアウト変更、証明書追加、デバイス制御、ファイル・フォルダ追加、
任意のコマンド実行、AD参加、ソフトウェア追加、プレインストールソフトウェア削除 など
富士通エフサスのプロビジョニングサービスなら
富士通エフサスのプロビジョニングサービスは、お客様のニーズに応じて最適にカスタマイズするPC運用支援サービスです。
プロビジョニング方式だけでは解決できない問題も、従来のクローニング方式と併用した「ハイブリッド方式」を採用することで、最適なPC運用が可能となるように設計します。
また、時間経過やお客様のビジネスニーズよって変わっていくPC設定にも、お客様に継続的に寄り添うことで対応いたします。
これまで富士通エフサスが培ってきたPCライフサイクル管理のノウハウでお客様のWindows 10搭載PC運用を
ワンストップでフルサポートいたします。
PCライフサイクル管理におけるプロビジョニングの位置づけ
PCライフサイクル管理のノウハウで
お客様のWindows 10搭載PC運用をワンストップでフルサポートします。
お客様のビジネスニーズの変化にも対応
継続的にお客様をサポートし、
時間経過やビジネスニーズの変化によるPC設定変更にも対応いたします。
このようなお客様に最適です!
- 導入されているPCの機種数や出荷パターンが多い
- 各事業所や利用用途毎に求められる要件が異なるため、機種や出荷パターンの統合が図れない
- 予算計画の都合により、PCを都度調達しており、導入機種が多くなっている
- 保管コスト削減や浮遊資産抑制など、在庫を持たない運用を行っている
- PCの新規調達や、出荷パターン追加により、都度マスター作成を行っている
- 所有しているマスター数が多すぎる、マスター更新および世代管理に手が回らない、また多大な工数を費やしている
- WaaS対応や都度発生する社内システム変更時におけるマスターへの即時反映など、維持管理における作業の効率化や
アウトソーシングを検討している - マスターに組み込めない個別設定やアプリ導入など手作業で実施しており自動化を検討中
流通サービス業A社様の事例
ご利用環境
利用PC
アプリケーション
5,000台(OS:Windows 10 *富士通ほか複数メーカ混在)
Office / ウイルスバスター / 秘文 / SAP … 等々複数ご利用
抱えていた
課題・不安
- 複数機種のマスタ―作成の工数が増大
- 展開後のマスタ管理の工数も増大
- 近いうちにPCは2倍の台数に
- 利用する社員からの問合せも増大 等々
費用お見積り例
- 端末台数:約5,000台
- マスター数:3マスター
作業項目 | 数量 | 費用(税別) | 備考 |
---|---|---|---|
マスター作成対応費 | 1式 | 400万円~(一括払) | プロビジョニングマスターパッケージ構築作業 |
マスター格納機材/保守費用 | 1式 | 必要に応じて | マスター保管用NAS:X台分 マスター起動用USBメモリ:X台分 |
プロビジョニング パッケージ保守 サポート費 | 1式 | 30万円~(月額払) スポットは、個別見積 | Q&A/トラブル対応(5件/月) 軽微な変更対応(2件/月) (注)大型アップデート対応や 大幅な変更は都度お見積り |
運用面で検討することは、Windows 10導入時以上にあります。
従来のマスター作成による管理方式(ワイプ&ロード)と異なり、機種毎・出荷構成毎のマスター作成は不要になります。クローニングソフトも購入不要です。