使う人のことを考え抜く。
だからこそ
「モビリティ」、「ユーザビリティ」、「デザイン」、「品質」の全てにこだわり、企画・設計・開発されている、それが富士通のモバイルPCです。

軽さやスタイリッシュさを重視して、頑丈さやパフォーマンスを損ねたり、インターフェースを減らしたりはしません。
なぜなら、どれ一つとして妥協できないものだからです。
富士通は、さまざまなお客様に対して使いやすさや快適性といったPCを使ったときの体験までを考え抜き、
最適なバランスを考慮したモノづくりに取り組んでいます。

このページでは、卓越した軽さでハイパフォーマンスな軽量薄型の
「LIFEBOOK U9シリーズ 14.0型モデル」をご紹介します。
1. モビリティのこだわり
外出先でのモバイルPC利用時に、このようなお悩みはありませんか?
- PCを持ち運びたいけれど、バッグが重くなってしまう
- バッテリー残量が気になってしまう
- 画面が小さく見づらい
2. ユーザビリティのこだわり
モバイルPCの操作時にこのようなお悩みはありませんか?
- キーが小さくて打ち間違えが多い
- 必要なときにインターフェースが足りない
- 接続ケーブルが邪魔でマウス操作がしづらい
3. デザインのこだわり
デザインとは
- シンプルで洗練された外観
- 薄くてシャープな形状
- 高級感のある材質やカラーバリエーション
といった外観デザインだけではありません。
富士通では、使う人のユーザビリティや、使ったときの体験までをすべてデザインしています。
4. 品質のこだわり
お客様の日常で起こり得るさまざまなシーンを想定し、予期せぬアクシデントや誤った使い方を考慮した、独自のより厳しい評価基準で商品評価試験を実施しています。
モビリティのこだわり

ハイブリッドワークにおけるモバイルPCのモビリティに関する悩みとして、以下のような声をよく聞きます。
- PCを持ち運びたいけれど、バッグが重くなってしまう
- バッテリー残量が気になってしまう
- 画面が小さく見づらい
ノートPCを持ち運ぶ機会が多い人にとって、軽さやコンパクトさといったモビリティを重視することが多いでしょう。しかし、単純に軽さや小ささを優先すると、画面サイズが小さくなり、性能にも影響が出て、業務に支障をきたすことがあります。例えば、バッテリーの容量を小さくすれば質量は軽くなりますが、その分バッテリー駆動時間が短くなってしまいます。また、インターフェースを減らすことで軽量・コンパクトなデザインになりますが、必要なときに使いたいインターフェースが使えないため、変換アダプタを常に持ち運ぶことになってしまいます。
そこで富士通のモバイルPCは、バッテリー駆動時間やインターフェース、画面の大きさなどの「使いやすさ」を軽視せず、お客様が求めるモビリティにしっかりこだわっています。もちろん、品質にも十分に配慮した設計です。
軽量化とバッテリー駆動時間の両立

本体質量 約879g※1
バッテリー駆動時間 約30時間※2の実現!
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※1:CPU : Core™ Ultra 5 135U/Core™ Ultra 5 125U搭載のタッチパネル非搭載モデル
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※2:バッテリー駆動時間:タッチパネル非搭載モデルの場合、
約11.5時間(JEITA3.0:動画再生時)/約30.0時間(JEITA3.0:アイドル時)
1g未満の単位で積み上げた100を超える軽量化案
大容量バッテリーを搭載しながら軽量化を図るため、設計段階から100を超えるプロジェクトに取り組んでいます。ここでは、その一部をご紹介します。
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※画像はイメージです
【キーボード部品の徹底的な軽量化】
キーボードは、キートップ、キースイッチ、基板、フレームなど、さまざまな部品で構成されており、その部品1つひとつを軽量化することを考えました。特に重さに大きく影響する金属のフレームは、キーボード全体を支える重要な構造ですが、剛性を確保しつつ軽量加工が必要です。また、わずか0.1g以下の削減策も多数行っています。例えば、柔らかくて曲げやすい電子回路基板であるフレキシブルプリント基板のさらなる薄型化や、キーボードの隙間から見えない部分の塗装を無くすなど、細かな削減を積み重ねて、とことん軽量化を図っています。
【ネジ1本の質量にまでこだわった軽量化】
PC本体は多数の部品から構成されていますが、それらを組み立てるには多くのネジが必要です。設計段階から強度や耐久性を考慮しつつ、できるだけ軽いネジを採用し、質量や本数を細かく調整して、1g未満の単位で軽量化を図っています。
大画面でも持ち運びやすく

14.0型液晶搭載でありながらコンパクト筐体※を実現!
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※外形寸法(W×D×H)308.8 x 209 x 15.8-17.3mm(突起部含まず)
さまざまな場所で柔軟に働き方を選択できるハイブリッドワークですが、持ち運びやすさはもちろん、その「使いやすさ」があってこそ実現します。持ち運びの利便性だけを優先して画面サイズを小さくすると複数のウィンドウ操作などでの操作性が落ち、使いにくくなってしまいます。そのため14.0型液晶を搭載しながら「フットプリント(本体設置面積)を最小化」しました。
徹底したコンパクトサイズ設計
大画面14.0型液晶とフルサイズのキーボードを搭載しながら、左右の余白部分を極限までそぎ落とすことで、コンパクトな筐体を実現。カバンに収まりやすく、新幹線などの小さなテーブルでも快適に作業できるように設計しています。
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※新幹線の一般的な座席に設置されるテーブルサイズ
横 約40cm x 縦(奥行)約25cm
ユーザビリティのこだわり

ハイブリッドワークにおけるモバイルPCのユーザビリティに関する悩みとして、以下のような声をよく聞きます。
- キーが小さくて打ち間違えが多い
- 必要なときにインターフェースが足りない
- 接続ケーブルが邪魔でマウス操作がしづらい
軽さやサイズが優先されがちなモバイルPCでも、ビジネスパーソンにとっては毎日使うものなので、使いやすさは非常に重要です。特にキーボードの打ちやすさは業務効率に大きく影響します。メーカーや機種によって使いやすさは異なりますが、カタログのスペック表ではその違いが分かりにくいため、PC選定時には気づかず、実際に使い始めてからキーボードの入力性能に気づくことになります。
富士通のモバイルPCは薄型・コンパクトであっても、ユーザビリティを重視するため、入力しやすいキーボードや、充実のインターフェースを搭載しています。
入力しやすいこだわりのキーボード

富士通のモバイルPCは薄型・コンパクトであっても、「入力しやすいキーボード設計」にこだわってきました。日々のキーボード入力をストレスなく行うため、入力ミスを軽減する仕組みや打ちやすさの追求など、細部にまでこだわったポイントを紹介します。
フルサイズキーの実現
コンパクトな筐体でも、キーを変形させたり小さくしたりせず、フルサイズのキーを備えています。特によく使うキー(Back Space、半角/全角、Ctrl、Enterなど)は大きくすることで、入力ミスを軽減するように設計しています。
矢印キーを一段下げて配置
矢印キーはサイズを小さくせずに一段下げて配置することで、直感的なカーソル操作が可能です。表計算ソフトでのセル移動やブラウザ閲覧時のスクロール操作などがしやすくなるように配慮しています。
独自機能で打ちやすさを向上
コンパクト筐体でありながら、デスクトップPCと同等のキーピッチ19mmを確保することで打ち間違いを少なくし、また薄型のモバイルPCであってもキーストロークも妥協せず、打ちやすさにこだわっています。
さらに、以下の独自機能が打ちやすさを向上させています。
【2段階押下圧キーボード】
各指の力に応じてエリアごとにキーの重さを2段階に調節することで、長時間のタイピング作業でも手が疲れにくいように設計しています。
【高レスポンスキーボード】
軽いタッチや高速タイピングでも入力抜けが少なく、打ちやすさを追求した設計になっています。
【球面シリンドリカルキー】
キートップをわずかに凹形状にすることにより、キーが自然に指に沿い、打ちやすく、なめらかなタイピングを実現する設計になっています。
【キーボードにユニバーサルデザインフォントを採用】
ユニバーサルデザインとは、年齢や性別、障がいの有無などにかかわらず、誰もが利用しやすいようにデザインする考え方で、富士通は誰にとっても見やすく読みやすいオリジナルのユニバーサルフォントを採用しています。文字が大きく、かつ文字間が広くなっているのが特長です。
<法人PCに印字されているフォント>
ローマ字入力が主流であることから、「かな」表示は不要という考え方もありますが、法人向けPCはすべてのお客様にとっての最適解を求めるため、「かな」表示を残しています。
キーボードだけじゃない! その他のこだわり
毎日の使用を考慮し、快適な操作性を追求
【電源ボタンの独立配置】
コンパクトなモバイルPCのキーボード内の右上には、ファンクションキーと並んで「電源ボタン」が配置される機種もあります。
この場合、F12キーやDelキーを押そうとしたのに誤って電源ボタンを押してしまい、入力中にスリーブにさせてしまうこともあるようです。
富士通のモバイルPCは、こうした入力中のストレスを起こさないように電源ボタンは独立配置にしています。
【独立したクリックボタン】
タッチパッドには物理的なクリックボタンを設け、押し心地だけでなく押したときの音にも配慮し、耳障りなカチカチ音が極力出ないようにしています。また左右のクリックボタンを分けることで、迷うことなく直感的に操作できるように設計しています。
充実のインターフェース

ハイブリッドワークでは、さまざまな環境での利用シーンが考えられるため、周辺機器等を接続するために必要となるインターフェースが装備されていることが望まれます。例えば、社内外での映像出力にはHDMI端子が一般的ですが、同時に電源供給も必要な外部ディスプレイの場合はUSB
Type-C端子が必要です。さらに、USBタイプのヘッドセット用にUSB端子が必要になる場合があります。
ここでは、さまざまな利用シーンを想定し、ユーザビリティを重視したインターフェースの特長をご紹介します。
豊富なインターフェース
毎日持ち運ぶことを想定しているため、薄さや軽さを追求しつつも、接続端子を減らしてユーザビリティを下げることはしていません。変換アダプタを持ち運ぶ必要が無いようにインターフェースを最大限搭載しています。例えば、USB Type-C端子は充電時に1つ使用するため、別の用途でも使用することを想定し、2つ搭載しています。
また有線LAN端子も搭載しています。無線LANだけで十分だと考えるお客様もいますが、セキュリティポリシーの観点から無線LANを利用できないケースや、環境によっては、無線LANが使用できない場合もあります。また、大事な会議やウェビナーの際には、通信回線が繋がらなくなった場合に備えて、有線LANに切り替えることができるので安心です。細かな便利さとして、PCを持ち上げることなく、片手でスマートにケーブルの抜き差しができるように設計しています。
インターフェースの最適配置
使い始めてから気づくところとして、インターフェースの配置があります。
電源ケーブルやHDMIケーブルは、常時接続したまま使われることが多く、有線LANケーブルやセキュリティロックワイヤーなどもそうです。これらの接続端子の位置はメーカーや機種によって異なりますが、その配置次第で使い勝手を左右する重要なポイントになります。LIFEBOOK
U9シリーズ
14.0型モデルでは、写真のように電源ケーブル(左)とHDMIケーブル(右)を本体の後方の端子に接続させられるので、左右どちらのマウス操作でも手元の作業の邪魔になりません。実際にケーブル接続した際でも快適に作業ができるように最適なインターフェースの配置にしています。
【その他のユーザビリティのこだわり】
オンライン会議が快適な機能や対面相手への説明に便利な画面反転ユーティリティなど、使いやすさにこだわった機能をご紹介しています。
デザインのこだわり

「デザイン」と聞くと、まずPC本体の外観を思い浮かべるかもしれません。スタイリッシュなフォルムや美しいカラーリングに注目されがちですが、富士通のデザインはそれだけにとどまりません。私たちは、使いやすさや快適性、さらにはPCを使う体験そのものまでを設計することがデザインの本質だと考えています。見た目の美しさはもちろん、実用性、快適性、品質に至るまで徹底的にこだわり、それを形にする――それが富士通の考えるデザインです。
軽量で洗練されたデザインと快適な使用感の両立

LIFEBOOK U9シリーズ 14.0型モデルは、軽量・コンパクトな筐体の中にハイパフォーマンスな性能を発揮するプレミアムモデルです。プロフェッショナルツールとしての洗練されたデザインと毎日使うものだからこそ快適な使用感にもこだわっています。
軽量で洗練されたデザイン
法人向けのプロフェッショナルツールとして洗練されたデザインを追求しています。不要な線や形状を可能な限り削ぎ落とし、機能とユーザビリティから導き出された、無駄のない合理的なフォルムを実現。シンプルで美しく、使いやすさにもこだわったデザインに仕上げました。
ヒンジ(本体と画面の間の蝶番)は1本の長い形状のものを採用しています。これにより、効率的な吸排気を確保しながら、機械的な印象を与えがちな排気孔を目立たせず、すっきりとしたデザインを実現しました。見た目の不要な線、形状を抑えることで感性品質※を高め、どの角度から見ても美しい筐体を追求しています。
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※感性品質とは、商品が使う人に与える視覚的、触覚的、操作感などの統合的な印象を指します。視覚的には美しさやデザインの洗練度、触覚的には手に取ったときの質感や心地よさ、操作感では直感的な使いやすさが含まれます。これに対して、一般的な品質は、商品の性能や耐久性、信頼性など、客観的に測定可能な特性を指します。
軽やかさや先進性をアピールするため、また使う人が無意識に感じる心地よさを追求して、あらゆるディテールに対して丁寧な調整を行っています。
快適な使用感に配慮したデザイン
心地よく使っていただきたいので、PCを手に持ったときの感覚も大事に考えています。例えば、PCの縁の鋭さを抑えることで、手当たりの部分をつかんだときにケガをしないようにするのはもちろん、そもそも痛みを感じにくい構造や素材にまでこだわっています。実際に痛くないかどうかなどは試験でしっかり検証しています。
排気孔はヒンジの間に隠れて配置されているため、作業後すぐにPCを持ち運ぶ際にも、熱くなった排気孔に直接触れないよう配慮をしています。
使ったときの体験までをデザインする

スタイリッシュなフォルムや美しいカラーリングだけでなく、使いやすさや快適性、さらにはPCを使ったときの体験までをすべてデザインしていくという考え方で臨んでいます。そのため、見た目、実用性、快適性、そして品質に至るまですべてを包括して徹底的にこだわり、それを形にして提供しています。
実用性を重視した仕立て
本体前方の側面を削ぎ落としたデザインは、見た目の軽量感だけではなくPC本体の質量を極限まで軽量化することにも貢献しています。薄く軽やかに感じることと同様に、堅牢性も重要です。外観形状は、PC本体のキーボード面から側面までをつなぎ目がない立体構造とすることで、堅牢性を考慮したデザインとなっており、軽さと強さを両立させています。
毎日持ち運ぶことを想定して、業務で使いやすいように実用性も重視しています。
外出先や移動中では、さまざまな振動や外圧により故障のリスクが高まります。富士通は、こうした影響も考慮したデザインを行っています。具体的には、ヒンジはスリムでスタイリッシュな筐体を実現するために、すっきりとした一本の形状にしていますが、画面の開閉時にかかる力を調整する重要な機能(トルクヒンジ)を担っています。カバンの中にPCを入れて持ち運ぶ際、トルクヒンジの力が弱いとPCの画面が開いてしまい、液晶部分とキーボードの間に異物が挟まって故障の原因となることがあります。そのため、最適なトルクヒンジの力に調整することで、カバンの中でPCの画面が開かないように配慮し、故障リスクを軽減させています。
このように、堅牢性や故障リスクに至るまで「使ったときの体験」を考え抜いたデザインです。
品質のこだわり

富士通の法人向けモバイルPCは開発・製造への長年の取り組みと最新の技術を駆使し、高い品質を追求しています。採用部品や筐体は、豊富なノウハウを活かして細部まで作り込み、評価を行い、信頼性を高めています。
また、厳しい商品評価試験を実施しており、特に外出先での使用が多いモバイルPCにおいては、アメリカ国防総省が規定する米軍採用規格(MIL-STD-810H試験)レベルの堅牢性、耐久性を備えています。
しかし、それだけでは、実際にお客様がご使用になる環境下での品質を十分に追求できないと考え、日常で起こり得るさまざまなシーンを想定し、予期せぬアクシデントや誤った使い方を考慮した、独自のより厳しい評価基準で商品評価試験も実施しています。
堅牢性を実現するための厳しい試験を実施

軽量・コンパクトでも高い堅牢性と耐久性を追求
質量約879gの最軽量モデルでも、持ち運びが安心な堅牢性と耐久性を高めています。
【液晶パネルの保護】
液晶バックカバー(天板)は、薄型で軽量ながらも頑丈なマグネシウム合金を使用し、外圧による液晶パネル割れを防ぐための設計をしています。
【空気の流れを考慮した温度設計】
主な熱源となるCPU、チップセット、メモリの効率的な放熱を可能にしました。
堅牢性を実現するための厳しい試験を実施
【MIL-STD-810H試験を実施】
アメリカ国防総省が規定する米軍採用規格MIL-STD-810Hに準拠した耐久性試験を実施し、商品の品質と信頼性の向上に努めています。
富士通のモバイルPCは第三者機関に委託し、以下のテストを実施しています。
MIL-STD-810Hのテスト内容
◎振動:車両による1,600kmの陸上輸送に相当する振動を与える
◎落下:76cmの高さから、26方向(各面、角、辺)の合板上に落下させる
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※本テストはデータの保全を確認するものであり、装置本体の無破損を保証するものではありません。
◎衝撃:1軸1方向あたり3回(合計18回)の衝撃を与える
◎粉塵:防塵試験用粉塵の中に6時間さらす
◎湿度:湿度95%の環境に10日間さらす
◎高度:高度4,570mでの操作を再現する
◎高温:動作時 60℃、非動作時70℃の高温環境にさらす
◎低温:動作時 マイナス20℃、非動作時マイナス30℃の低温環境にさらす
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※本テストはデータの保全を確認するものであり、装置本体の機能・性能を保証するものではありません。
【日常で起こりうるシーンを想定した独自の商品評価試験】
上記の厳しい耐久性試験に加え、実際にお客様がご使用になる環境を考慮した品質試験も行っています。日常で起こり得るさまざまなシーンを想定し、予期せぬアクシデントや誤った使い方を考慮した、独自のより厳しい評価基準で商品評価試験を実施しています。
ビジネスPCは、さまざまな所で圧迫される
「全面加圧試験」
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※記載している試験及びこだわりは装置本体の機能・性能・無破損を保証するものではありません。
移動時にモバイルPCをカバンの中に入れて持ち運ぶ際、多くの荷物と一緒にPCを押し込んでしまうとPC本体に圧力がかかってしまいます。さらに、そのような状態で満員電車などの混雑した中で急停車や急発進があると、周りの人や荷物に押されてさらに強い圧力が加わるリスクがあります。この場合、想像以上の外圧がかかり、液晶画面が破損しPC自体が使えなくなることもあります。こうしたアクシデントを想定し、液晶バックカバー(天板)の外側に200kgfの全面荷重を加え、強度のチェックを行っています。
ふとした瞬間に、大きな負荷がかかることも
「一点加圧試験」
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※記載している試験及びこだわりは商品の無故障、無破損を保証するものではありません。
会議室やカフェなどでPCを使った打ち合わせが終わり、ほっと一息ついた際に、PCを閉じた状態で向かいの人と会話することはありませんか?そんな時、無意識に液晶バックカバー(天板)の上に肘をついて話し込んでしまうことも考えられます。
このような場合、カバーの一点に強い力がかかり、液晶画面を破損してしまう恐れがあります。そこで、液晶バックカバー(天板)のさまざまな箇所に一点荷重を加え、強度のチェックを行っています。
持ち運び時に、うっかり落としてしまいそうなことも
「落下試験」
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※記載している試験及びこだわりは商品の無故障、無破損を保証するものではありません。
モバイルワーカーはPCを頻繁に持ち運び、カバンから出し入れする機会が多いため、落下に注意が必要です。机の上からPCを誤って落としたり、カバンに入れる際に滑り落としたりするリスクがあります。このような場合、本体の破損に加え、本体内の精密部品に大きな衝撃を与え、大切なデータを失う危険があります。落下試験では、データを守るために本体の強度をチェックしています。
移動時は、長時間にわたり揺れ続けてしまうことも
「振動試験」
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※記載している試験及びこだわりは商品の無故障、無破損を保証するものではありません。
移動しながらタスクをこなすことが多いモバイルワーカーは、電車の中で作業をしたり、車の座席にPCを置いた状態で持ち運んだりすることが多くなります。この場合、さまざまな振動が長期間にわたり加わり、内部に与える影響を検証する必要があります。振動試験では、電車や車、自転車での移動・輸送時に加わる振動を想定し、本体に振動を与えて動作のチェックを行っています。
その他の厳しい商品評価試験(一部をご紹介)
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※記載している試験及びこだわりは商品の無故障、無破損を保証するものではありません。
コネクター抜き挿し/引張試験
コネクター部の耐久性を確認するため、 Type-C ACアダプター、USBなどの各種インターフェースに対し、コネクター挿抜の繰り返しや、大きな力で引っ張るといった試験を行い、強度のチェックを行います。
転倒試験(動作時)
装置動作中に誤って転倒させた場合を想定し、ストレージ等への影響を確認します。
表示部開閉試験
液晶ディスプレイの開閉動作を繰り返し、破損などがないか、耐久性のチェックを行います。
衝撃試験
本体に衝撃を与え、動作チェックを行います。
ビジネスの現場では、PCの使われ方は日々変化しています。富士通のモバイルPCは常に最新の利用方法を想定し、予期せぬアクシデントや誤った使い方を考慮した、独自の厳しい基準で商品評価試験を実施しています。
重要なのは、評価基準をクリアできなかった場合に対策を施しても、軽さやサイズ、使いやすさ、堅牢性などの要素に影響が出ないよう工夫を加え、どの要素も妥協せずに実現することです。こうした試験へのこだわりもモノづくりの大きな特長であり、変化するお客様の働き方に合わせて日々アップデートし、常に改善を続けています。
Made in Japanのこだわり

メインボード製造から最終組み立てまでを国内拠点にて一貫生産し、高品質を実現しています。開発と製造を日本国内で行っているため、故障原因の解明などを国内で迅速に行うことができ、お客様のご意見をすぐに反映させることが可能です。これにより、軽量化の追求や使いやすさの向上、お客様の声に基づいたデザイン設計、国内でのPC利用シーンを考慮した試験など、Made in Japanの良さを商品作りに生かしています。
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