季節の歳時記 秋の暮れ


秋が深まり日の暮れるのがどんどん早くなっていきますね。

夏至の頃は日没が午後7時頃だったのに、今は午後6時頃。
日没の時間が早くなるばかりではなく、日が没してから暗くなるまでの時間も短くなります。
「ストン」と日の暮れる感じです。
だからつるべ落とし・・・なるほど!

これは日が地平線下に没しても、まだ地上に明るさが残る薄明(トワイライト)の現象が少ないためです。
大気中に水蒸気や塵が多いと、それに太陽光線が散乱され、日没後も明るさが残ります。
秋は、春のように黄砂も無く、地表も冷えて湿っているので、空気の対流が盛んでなく、ほこりも立ちにくいです。
また、大陸から乾燥した高気圧がやってくるので、水蒸気も少なくなります。
それで、薄明の時間が短くなってしまうのですね。

この季節 秋の夜長をゆったりと楽しみたいですね。

MOON
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